So-net無料ブログ作成

■睡眠障害「ナルコレプシー」、覚醒物質で症状抑制 筑波大が開発 [健康ダイジェスト]





 日中に急激な眠気に襲われる深刻な睡眠障害「ナルコレプシー」の症状が、脳内の覚醒物質「オレキシン」に近い働きをする物質で抑制されることをマウスの実験で確かめたと、筑波大学の研究チームが発表しました。
 ナルコレプシーの治療は対症療法しかありませんが、根本的な治療薬の開発が期待されるといいます。論文が16日、アメリカの科学アカデミー紀要電子版に掲載されました。
 ナルコレプシーは日中、突然眠気に襲われたり、感情の高まりなどによって体の筋肉が脱力する発作を起こすなどの症状があります。1000人に1人が発症するといわれ、患者の生活全般に深刻な影響を及ぼしています。
 脳内の覚醒物質オレキシンの不足が原因とされますが、オレキシンは静脈注射などによって投与しても脳まで届かず、効果がない課題がありました。
 筑波大国際統合睡眠医科学研究機構の研究チームは、脳に到達し、オレキシンと同様の働きをする化合物を開発。ナルコレプシーの症状があるマウスに投与したところ、脱力する発作が抑えられ、連続投与しても効果が持続しました。
 一方、この化合物は経口投与では症状の抑制効果が弱いなどの課題もあるといいます。
 研究チームの柳沢正史教授は、「将来的に病院治療薬として使い、経口投与で強い効果がある物質を見付けたい」と話しています。
 うつ病症状による過眠症や、薬の副作用による過剰な眠気、時差ボケやシフトワークによる眠気などナルコレプシー以外の睡眠障害を改善する創薬にもつなげる狙いです。

 2017年5月16日(火)
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0