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■複数のワクチンを混ぜる方法で乳幼児に予防接種 東京都のクリニックが8年前から [健康ダイジェスト]





 東京都品川区のクリニックが、水ぼうそうなどの複数のワクチンを混ぜる誤った方法で、少なくとも350人の乳幼児に予防接種を行っていた可能性があることがわかりました。
 今のところ健康被害の報告はないということで、品川区保健所は希望者には再接種を行うとしています。
 複数のワクチンを混ぜる誤った方法で予防接種を行っていたのは、東京都品川区東五反田にある「ケルビムこどもクリニック」。
 品川区によりますと、このケルビムこどもクリニックでは区からの委託で乳幼児に対する予防接種を行っていましたが、4月に保護者からの「混ぜて接種していたが大丈夫か」との問い合わせを受けて品川区保健所が調べたところ、水ぼうそうのワクチンや、はしかと風しんの混合ワクチン(MRワクチン)、おたふく風邪のワクチンなど5回に分けて行うよう定められている予防接種について、ワクチンを混ぜて2回で行う誤った方法を取っていたことがわかったということです。
 品川区保健所の調べに対し、担当の男性医師は8年前からこの方法を行っていたと話し、記録が残っている過去5年の間に358人が誤った方法の予防接種を受けていた可能性があることがわかったということです。
 ケルビムこどもクリニックの院長は、「注射の回数を少なくして子供の負担を減らそうとした。医学的には問題ないと認識していた」と話しています。
 品川区保健所によりますと、ケルビムこどもクリニックは2015年12月にも保護者からの問い合わせで誤った方法の予防接種を行っていたことがわかったということですが、この際、品川区では口頭で注意したものの、過去の実績については調査していなかったということです。 
 品川区保健予防課の舟木素子課長は、「保護者の皆様には、不安やご心配をかけて大変申し訳なく思っている。今後はこのような問題が二度とないよう、指導を徹底したい」と話しています。

 2017年5月17日(水)
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