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■トクホ、有効成分の不足また判明 大正製薬などの粉末緑茶2商品 [健康ダイジェスト]





 消費者庁は17日、緑茶の粉末清涼飲料の2商品について、特定保健用食品(トクホ)の効果にかかわる有効成分が規定量を下回っていたと公表しました。
 健康被害は確認されていないといいます。製造元などは同日から、自主回収を始めました。
 消費者庁によると、2商品は大正製薬(東京都豊島区)の「ドゥファイバー粉末スティック〈グアーガム〉」と、通販サイトの佐藤園(静岡市葵区)の「緑の促茶(そくちゃ)」。いずれも佐藤園が製造しており、成分は同じ。
 食物繊維が便通を改善するとして、2010年にトクホの認可を受けました。消費者庁が昨年9月に2商品を買い上げて成分を分析したところ、1袋4グラムのうち、2・6グラムに食物繊維の成分が入っていると記載していましたが、実際は2割分が不足しており、別のメーカーから仕入れた原材料の時点で規定量が不足していたといいます。
 佐藤園によると、2商品の回収対象は2016年3月以降に製造された約2万4000箱(1箱120グラム)。消費者庁は、改善されればトクホの認可を取り消さない方針。大正製薬は、販売を中止する予定といいます。
 トクホを巡っては、昨年、通販会社の日本サプリメント(大阪市北区)が販売していた粉末清涼飲料「ペプチド茶」など6商品の有効成分不足が発覚。消費者庁は再発防止策として、商品の一部を店頭で買い上げて成分を調べる抜き打ち調査を導入したほか、メーカー側に年1回、トクホ商品の成分分析結果を提出させるようにしました。
 トクホは現在、1123商品が許可、承認されています。
 佐藤園は「原料の成分分析を厳格に行い、再発を防止する」、大正製薬は「原因を確認中なので、コメントできない」としています。

 2017年5月18日(木)
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