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■無痛分娩の麻酔で母子に重度障害 京都の産婦人科医院で事故続く [健康ダイジェスト]




 麻酔で出産の痛みを和らげる無痛分娩(ぶんべん)をした女性(40歳)と長女(4歳)が脳に重い障害を負ったのは医療ミスが原因として、この母子と家族計4人が京都府内の産婦人科医院に介護費用や慰謝料など計約9億4000万円の損害賠償を求め、京都地方裁判所に提訴したことが明らかになりました。
 昨年も同じ産婦人科医院で麻酔後に母子が重度障害を負っており、同様の事故が2例続発していました。無痛分娩の重大事故について調査している日本産婦人科医会は、この事例も調べる方針。
 提訴されたのは、「ふるき産婦人科」(京都府京田辺市)。訴状によると、京都市左京区に住む女性はロシア国籍の元大学准教授で、2012年11月、この産婦人科医院で背中に細い管を差し込み麻酔薬を注入する「硬膜外麻酔」の直後に意識を失い、心肺停止となりました。救急搬送先の病院で帝王切開により長女を出産しましたが、母子とも低酸素脳症などになり、現在も意識不明といいます。
 原告側は、「差し込んだ管が硬膜を破り、くも膜下に入ったことと、高濃度の麻酔薬を一度に大量に投与したミスがあった」と主張しています。京都地裁への提訴は、昨年12月。
 ロシアの医師である女性の母親(62歳)は代理人を通じて手記を公表し 、「産婦人科医一人しかいない個人医院で出産する危険性を警告したい。出産は複数の医師の体制があるところですべきだ」と訴えています。
 ふるき産婦人科は、「取材は受けられない」としています。
 ふるき産婦人科では昨年5月にも、別の女性(38歳)が帝王切開の手術の際、硬膜外麻酔の後に呼吸などができなくなり、母子ともに重い障害を負ったとして、家族らが医院を相手に計約3億3000万円の損害賠償を求め、京都地裁に提訴しています。医院側は争う姿勢を示しています。
 日本産婦人科医会はこの事例のほか、大阪府や兵庫県で判明した妊産婦死亡例も調べており、産科麻酔の重大事故が4件相次いで発覚した形です。

 2017年6月14日(水)
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