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■C型肝炎新薬による治療を医療費助成対象に 月の患者負担最大2万円 [健康ダイジェスト]





 厚生労働省は8月27日、国内のC型肝炎患者の約7割を占める遺伝子タイプ1型に効くとされる新しい飲み薬による治療を医療費助成の対象とすることを決めました。
 新しい飲み薬は、アメリカの製薬会社ギリアド・サイエンシズの「ハーボニー配合錠」(一般名:レジパスビル・ソホスブビル配合剤)。患者の約3割を占める遺伝子タイプ2型向けの同社の飲み薬「ソバルディ」に別の成分を組み合わせた薬で、価格はソバルディの1錠6万1799円を上回り、1錠8万171円に決まりました。
 1日分の1錠は12週間、毎日服用しますが、従来の治療方法より大幅に短く、医療費助成で患者の自己負担は月額最大2万円となります。保険適用となる8月31日の治療から助成します。
 C型肝炎患者の約7割を占める遺伝子タイプ1型で、慢性肝炎と初期の肝硬変の患者に効果があるとされ、うつなどの重い副作用を伴うことがある従来のインターフェロンの注射が不要となります。
 ギリアド社の臨床試験(治験)では、100パーセントの患者の症状が改善したといいます。
 NPO法人「東京肝臓友の会」事務局長で自身も治療経験がある米沢敦子さんは、「インターフェロンので副作用が出て、治療ができずにいる人は多くいる。待ちに待った薬だ」と歓迎しています。 

 2015年8月30日(日)
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■健康寿命、男女ともに日本が首位 英誌に188カ国調査 [健康ダイジェスト]





 介護の必要がなく、健康的に自立して生活できる期間を示す「健康寿命」について、男女ともに日本が世界で最も長いとする研究結果を、アメリカの大学の研究チームが発表しました。
 これはアメリカのワシントン大学(西部ワシントン州)などの研究チームが発表したもので、イギリスの医学雑誌「ランセット」の電子版に27日、掲載されました。
 研究チームは、病気やけがなどによる介護の必要がなく、健康的に自立して生活できる期間を示す健康寿命について、1990年から2013年までの世界188の国と地域のデータを分析しました。
 その結果、日本は2013年の時点で、男性が71・11歳、女性が75・56歳となり、男女ともに世界で最も長いことがわかったということです。この2013年の日本人の平均寿命は、男性が初めて80歳を超え、女性は86歳台でした。
 また、男性では、日本に次いで、シンガポールが70・75歳、ヨーロッパのフランスとスペインに挟まれた国であるアンドラが69・92歳でした。
 女性は、アンドラが73・39歳、シンガポールが73・35歳となっています。
 世界の健康寿命の平均は、男性が60・59歳、女性が64・13歳でした。
 日本の健康寿命は1990年と比べて、男女ともに3年余り伸びたということです。
 健康寿命は、世界保健機関(WHO)が提唱する健康を測る指標の一つとなっていて、感染症対策の進歩などを背景に世界的にも伸びているということです。

 2015年8月29日(土)
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■ノロウイルスが変異し、今年初めから流行 秋以降に大流行になる懸念も [健康ダイジェスト]





 高齢者や乳幼児を中心に激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスが変異し、人が免疫を持たない新たなウイルスとなって、今年初めから国内で感染を広げていたことがわかりました。
 ノロウイルスの本格的な流行は秋以降で、秋以降も新たなウイルスが主流となった場合には、例年にない大きな流行になるおそれがあるとして、国立感染症研究所は全国の地方衛生研究所に対して、ウイルスの分析を徹底し、注意喚起につなげるよう求めました。
 ノロウイルスの変異は、川崎市健康安全研究所と国立感染症研究所などの研究グループが行った調査でわかったものです。
 ノロウイルスには人に感染する遺伝子の型が31種類ありますが、遺伝子型の判別が可能になった2004年以降、国内でも海外でも「G2・4」という型が流行の主流を占めてきました。
 ところが、研究グループが昨年10月からの半年間、国内の患者から検出されたウイルス2000株以上を調べたところ、今年に入って「G2・17」という型が急激に増え、7月以降はすべてこの型になっていました。
 さらに、この「G2・17」の遺伝子を詳しく解析したところ、人への感染のしやすさに関係する部分が変異し、人が免疫を持っていない新たなウイルスになっていたということです。
 ウイルスの変異によって新たなタイプが出てくると、人がそれまでに獲得した免疫が役に立たなくなるため、感染する人が増え大きな流行になるおそれがあります。
 患者数の統計が始まった1999年以降、ノロウイルスを含む「感染性胃腸炎」が最も大きな流行になったのは、9年前の2006年です。この時は、これまで流行してきた「G2・4」型のノロウイルスの遺伝子が変異し、人が免疫を持たない新たなウイルスとして感染を広げました。
 そして、例年より1カ月早い10月ごろから患者が急速に増え始め、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告される「感染性胃腸炎」の患者は、10月からの3カ月間の累積で1医療機関当たり166・8人と、前の年の同じ時期の1・6倍に上りました。
 国立感染症研究所は、9月から12月上旬までの3カ月余りで、子供を中心に患者は303万9000人に上ったと推計しています。また、10月から12月までに、高齢者施設を始め、医療機関、保育所・幼稚園と、抵抗力の弱い人たちが集まる施設で、少なくとも2405件に上る集団発生が起きていました。
 国立感染症研究所の片山和彦室長は、「新たなG2・17型のウイルスが秋以降も流行の主流になった場合には、2006年の時と同じような大流行につながりかねない。どの程度検出されるか監視し、警戒する必要がある」と指摘しています。
 ノロウイルスに対しては、ワクチンや特別な薬はないため、おう吐や下痢によって脱水症状を起こさないよう水分を補給する対症療法が治療の中心となります。通常は数日間で自然に回復しますが、乳幼児や高齢者の場合、脱水症状を起こし、入院による点滴などが必要になったり、吐いたものをのどに詰まらせ窒息で死亡したりすることもあり注意が必要です。

 2015年8月28日(金)
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■「人食いバクテリア」感染者が過去最多284人に 致死率約3割 [健康ダイジェスト]





 致死率が約3割とされ、「人食いバクテリア」とも呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症に感染した患者の今年の報告数が、調査を始めた1999年以降、最多となりました。
 国立感染症研究所が8月25日に発表した速報値では、8月16日時点で284人。都道府県別にみますと、最も多いのが東京都で45人、次いで大阪府が28人、神奈川県が20人、千葉県と兵庫県が15人などとなっています。
 同研究所によると、これまで最多だったのは昨年1年間の273人で、今年は8月9日時点で279人に上って、これを超えていました。
 原因となるのは主にA群溶血性レンサ球菌で、子供を中心に咽頭(いんとう)炎や皮膚炎を起こすことで知られます。この菌が傷口から入って感染すると、38度以上の発熱や、手足が赤くはれて壊死(えし)することがあります。多臓器不全などにより数日で死亡することや、ショック症状で数十時間以内に死亡することもあります。
 劇症型の患者は30歳代以上が大半を占め、特に60歳代以降の高齢者は重症化しやすいので注意が必要だといいます。1987年にアメリカで初めて報告され、日本では1992年に初めて感染者を出しましたが、まだ現状では劇症化する仕組みはよくわかっていません。
 国立感染症研究所によると、劇症型溶血性レンサ球菌感染症の統計を取り始めた1999年以降、患者は徐々に増える傾向にあり、2012~2014年に報告された患者の29パーセントが死亡したといいます。
 東京女子医科大の菊池賢教授(感染症科)は、「通常は抗菌薬が効く。ただ、急に悪化する場合があるので、手足のはれが広がるようならすぐに医療機関を受診してほしい」と話しています。

 2015年8月27日(木)
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