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■人畜共通感染症のオウム病、2人目の妊婦の死亡を確認 厚労省が発表 [健康ダイジェスト]




   
 厚生労働省は10日、オウムやインコなど鳥類のふんを介して感染する「オウム病」(クラミジア肺炎)を発症した妊婦の死亡例が国内で初めて確認されたのに続いて、新たに妊婦1人の死亡が報告されたと明らかにしました。
 オウム病はウイルスに近いクラミジア・シッタシという微生物に感染した鳥のふんなどを吸い込むことで、人にも移る可能性がある人畜(人獣)共通の感染症で、年間数十例の患者が出ています。高齢者などで数年に1度、死亡例が報告されていますが、国内ではこれまで、妊婦の死亡例は報告されていませんでした。
 日本医療研究開発機構の妊婦の感染症に関する研究班が3月7日、オウム病に感染した妊婦が死亡していたことを厚労省に情報提供。厚労省は日本医師会を通じて、産婦人科医らに注意を呼び掛けていました。
 厚労省によると、研究班は4月10日、新たに1人の妊婦の死亡例を報告。死亡例が相次いで報告されたことから、厚労省は国民に向けて注意喚起を行うかどうか検討しています。

 2017年4月10日(月)
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■野草のアザミの成分にアルツハイマー病の改善効果 国立循環器病研究センター [健康ダイジェスト]




   
 野草のアザミから取れる物質に、アルツハイマー病の症状を改善させる効果があると、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の斉藤聡医師(脳神経内科)や京都大などの研究チームが4日、イギリスの神経疾患専門誌に発表しました。マウスを使った実験で確認しました。
 人の場合、軽度の患者で効果が期待できるとしており、今年度内に新たな薬の開発へ向けた臨床試験(治験)を開始し、2025年ごろをめどに臨床応用を目指します。
 アルツハイマー病の患者の多くは、異常タンパク質の「アミロイドベータ」が脳内の血管周辺で結び付き、塊となって蓄積することで神経細胞が死滅し、認知機能や血流が低下します。
 野草のマリアアザミなどの成分で、ポリフェノールの一種である「タキシフォリン」と呼ばれる物質には、アミロイドベータ同士が結び付くのを防ぐ働きのあることが知られています。ポリフェノールは植物に含まれる抗酸化物質で、タキシフォリンは赤ワインに含まれるポリフェノールとは異なります。
 実験で、アルツハイマー病を発症させたマウスに、このタキシフォリンを混ぜた餌(えさ)を食べさせたところ、何もしないマウスに比べ、塊となったアミロイドベータの量が約4分の1に減少しました。記憶力を調べるテストでも、通常のマウスと同等の成績を保ちました。
 研究チームは2014年から、異常タンパク質のアミロイドベータの除去を促す別の医薬品「シロスタゾール」を使ってアルツハイマー病の進行を抑える治験を進めています。これとタキシフォリンを併用すれば、より大きな治療効果が得られるとみています。
 斉藤医師は、「アルツハイマー病の有効な治療法になり得る。2025年度中に併用治療の臨床応用を目指したい」としています。
 脳血管障害に詳しい星ヶ丘医療センター(大阪府枚方市)の松本昌泰病院長は、「人でも有効であれば、血管周辺の異常タンパク質の蓄積を防ぐことで、アルツハイマー病の予防や進行を防ぐことも期待できる」と話しています。

 2017年4月10日(月)
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■ゲノム編集による遺伝子治療、臨床研究禁止へ 厚労省が方針 [健康ダイジェスト]




   
 ゲノム編集と呼ばれる生命の設計図に当たる遺伝子を自在に改変できる技術で、異常がある受精卵の遺伝子を修復し、子供を出産する臨床研究について、厚生労働省は、遺伝子治療の指針で禁止する方針を固めました。
 12日に専門委員会の初会合を開き、1年以内の指針の改正を目指します。
 指針がまとまれば、生物の姿や形、特性などを決めるゲノム(全遺伝情報)を人為的に改変するゲノム編集による受精卵の研究を対象にした初の国内規制になります。
 現行の厚労省の指針は、受精卵に別の遺伝子を導入するなどして改変することを禁止していますが、受精卵にタンパク質などを投与して改変するゲノム編集については定めがありませんでした。
 ゲノム編集で受精卵の遺伝子を改変する研究について、政府の生命倫理専門調査会は昨年4月、基礎研究は容認するものの、出産に向けた臨床応用は安全性や倫理面での課題が多いため「容認できない」としており、この方針に沿って指針を見直すことにしました。
 ただ、この指針には罰則がないため、厚労省から研究費を受けていない民間病院には禁止の効果が期待できないとの指摘もあります。
 ゲノム編集で遺伝子を改変した子供を作る治療を巡っては、アメリカの科学アカデミーが今年2月、遺伝性の深刻な病気を防ぐ目的に限り、条件付きで容認する報告書を発表。中国ではすでに、病気の原因となる遺伝子を修復するなどの目的で、受精卵にゲノム編集を行う基礎研究の実施例が計3件報告されており、影響が子孫へと受け継がれる受精卵へのゲノム編集応用の是非が、国際的な議論となっています。

 2017年4月10日(月)
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■国内初、人畜共通感染症のオウム病で妊婦が死亡 厚労省が発表 [健康ダイジェスト]




   
 厚生労働省は9日までに、オウムやインコなど鳥類のふんを介して感染する「オウム病」(クラミジア肺炎)を発症した妊婦が死亡していたことを明らかにしました。オウム病は高齢者などで数年に1度、死亡例が報告されていますが、妊婦の死亡例は初めてとみられます。
 厚労省は日本医師会を通じて、産婦人科医らに情報を提供しました。
 オウム病は本来、動物の疾患であり、人はウイルスに近いクラミジア・シッタシという微生物に感染したオウムやインコなどの鳥類から感染する人畜共通の感染症の1つです。病原体がオウムから初めて分離されたことからオウム病と名付けられましたが、インコ、ハト、ニワトリ、ガチョウ、シチメンチョウ、アヒルなどオウム以外のペット鳥、家禽(かきん)類、野鳥でもクラミジア・シッタシに感染した鳥が確認されています。
 感染した鳥はふん中にクラミジア・シッタシを排出し、この乾燥したふんがホコリや羽毛などとともに舞い上がり、人はそれを吸入することで感染します。一般的には、1~2週間の潜伏期間の後、急な発熱や頭痛、せきなど風邪やインフルエンザに似た症状が出て、気管支炎や肺炎を発症。重症化して死亡することもあります。
 厚労省によると、毎年数十人ほどの感染報告があるといいます。
 今回感染が確認された妊婦は、妊娠24週に発熱のため入院。意識障害などがみられ、その後死亡しました。日本医療研究開発機構の妊婦の感染症に関する研究班が死後、体内からオウム病の原因となるクラミジア・シッタシを検出し、厚労省に報告しました。
 海外ではオウム病による妊婦の死亡例が報告されていますが、国内ではこれまで報告はありませんでした。
 厚労省は、「妊娠中は抵抗力が弱くなる。胎児に影響を与える場合もあるので、ペットなど動物との密接な接触は控えてほしい」と呼び掛けています。

 2017年4月10日(月)
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