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■手足口病、1週間の患者数が3万人超える 東日本を中心に流行が拡大 [健康ダイジェスト]





 乳幼児を中心に大きな流行になっている「手足口病」は、全国から報告された1週間の患者数が3万人を超え、さらに流行が拡大していることが国立感染症研究所の調査でわかりました。
 専門家は、手洗いなどの対策の徹底を呼び掛けています。
 手足口病は幼い子どもを中心に手や足、それに口の中に発疹ができるウイルス性の感染症で、まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあり、この夏は全国的に大きな流行になっています。
 国立感染症研究所によると、7月30日までの1週間に、全国約3000の小児科定点医療機関から報告された患者の数は3万1009人で、今シーズン初めて3万人を超えました。
 1医療機関当たりの患者数は9・82人で、過去10年の同じ時期と比べて最も多く、流行が拡大しています。
 都道府県別では、福井県が25・5人と最も多く、次いで新潟県が20・61人、石川県が18・69人などとなっており、東日本を中心に患者の増加が続いています。
 東京都足立区の小児科の診療所では先月以降、毎週10人以上の患者が受診し、昨年の2倍ほどになっているということで、8日も、兄弟そろって感染したり親子で感染したりした患者などが訪れていました。
 3歳と5歳の子供が発症した母親は、「高熱が出た2日後から手や足に発疹ができて痛みとかゆみで眠れず、かわいそうです」と話していました。
 小児科診療所の和田紀之院長は、「手洗いの徹底やおもちゃの共用を避けるなどして、予防に努めてほしい。また、子供がよだれが多くなったり、機嫌が悪くなったりするなどしたら、手足口病を疑って早めに受診してほしい」と話しています。

 2017年8月8日(火)
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■用語 上室性期外収縮 [用語(さ行)]





[喫茶店]心房内と房室接合部付近に電気刺激が発生して、早期に心臓が収縮する不整脈
 上室性期外収縮とは、心臓内部の上半分である心房内および房室接合部付近に電気刺激が発生し、右心房付近にある洞結節(どうけっせつ)から発生する本来の電気刺激によるよりも早い時点で、心臓が収縮する不整脈。PSVC(premature supraventricular contraction)とも呼ばれます。
 通常は発生しない電気刺激が房室接合部より上位で発生した場合は、心房性期外収縮(APC:atrial premature contraction、PAC :premature atrial contraction)、心房と心臓内部の下半分である心室の境界部にあって、房室結節と房室束(ヒス束)からなる房室接合部付近で発生した場合は、房室接合部性期外収縮(PJC:premature junctional contraction)と区別されますが、両者の判別が容易でない場合は、上室性期外収縮と呼ばれます。
 上室性期外収縮は健康な人にも高頻度でみられる有り触れた不整脈で、年齢を重ねていくにつれてみられる頻度も一段と高くなっていきます。
 健康な人における発生誘因として、疲労、緊張、ストレス、運動、睡眠不足、喫煙、カフェイン、飲酒、栄養ドリンク、季節の変わり目などが挙げられます。心疾患や肺疾患のある人では発生頻度が高く、カフェインを含むコーヒーの摂取や、飲酒で引き起こされ、悪化することがあります。
 上室性期外収縮が起きても無症状であることがほとんどなのですが、軽い一過性の動悸(どうき)を自覚して、心臓がドキンとしたり、心臓が一時止まったように感じたりすることもあります。
 あるいは、脈が不規則になり、「トン、トン、トン」と規則正しく打っている脈の中に時々「トトン」と早く打つ脈が現れたり、急に心臓の1拍動が欠け、1秒飛んで2秒後に拍動するといったリズムの乱れを自覚することもあります。のどや胸に不快感を感じたり、きわめて短い胸痛を感じる人もいます。
 まれに上室性期外収縮が連続して起こった時は、耐えがたい動悸を感じたり、一時的に血圧が下がるために、めまいや失神といった症状が現れることもあります。この場合は、心房細動などの危険な不整脈へと移行することがあるので注意が必要です。
 心房細動では、1分間当たり400~600回も心房が不規則に動きます。心房内の血液の流れは悪くなり、意識の消失や心機能の低下、血栓を生じて脳梗塞(こうそく)を招くこともあります。
 健康診断などの検査で上室性期外収縮を指摘されたり、自分で脈をとった時に脈が飛ぶなどして上室性期外収縮だと感じたりした場合は、1日に起こる回数や頻度などを確認してみるといいでしょう。頻繁に起こるような場合は、医療機関で検査を受けて確認してみるといいでしょう。
[喫茶店]上室性期外収縮の検査と診断と治療
 内科、循環器科、循環器内科、心臓血管外科、心臓血管内科、不整脈科、不整脈内科などの医師による診断では、心電図検査が基本となります。
 一般的に通常の検査は限られた時間の中で情報を集めますが、詳しく検査する場合はホルター心電計を利用します。これは胸に電極をつけて24時間にわたる心電図を記録する携帯式の小型の装置で、運動中や食事中、就寝中などでの上室性期外収縮の出現頻度と出現形態を確認できます。
 また、基礎心疾患の有無や運動前後での上室性期外収縮の出現頻度をみる目的で、心臓超音波検査や運動負荷心電図を行います。
 正常な心臓における心電図の波形はP波という小さな波から始まり、とがって大きな波のQRS波、なだらかな波のT波、最後に小さい波のU波が見られ、これが繰り返されていきますが、上室性期外収縮の心電図上では、正常と異なる波形のP波が早期に出現し、そのP波は異所性のP波です。P波に続くQRS波は、正常な波形で出現します。
 また、異所性のP波の波形により、電気刺激の発生部位が1つの単源性か、発生部位が複数ある多源性かを区別します。
 内科、循環器科、循環器内科、心臓血管外科、心臓血管内科、不整脈科、不整脈内科などの医師による治療では、症状がなく上室性期外収縮が単発で発生する場合は、特に処置を行わず経過を観察します。
 しかし、症状がなくても原因となる疾患がある場合や、検査の結果で心房細動などの危険な不整脈に移行する可能性がある場合、ナトリウムチャネル遮断薬などの抗不整脈薬の投与による治療を行うことになります。
 症状が強く期外収縮が連続して発生する場合は、まず抗不安薬を投与します。それでも症状がある場合には、β(ベータ)遮断薬などの抗不整脈薬を使うことになります。薬物治療を行う場合には、副作用のリスクを考慮して、十分に検討した上で慎重に行います。
 運動をすると上室性期外収縮が頻発する場合には、期外収縮の連続による頻脈(頻拍)や持続性の頻脈が生じる可能性があるので、運動を控えるよう制限を設けます。逆に、運動によって上室性期外収縮がなくなる場合には、運動制限を設ける必要はありません。
 一般的な上室性期外収縮の予防には、規則正しい生活とバランスのとれた食事を心掛け、ストレスの低減、睡眠不足を避けることなどが大切です。喫煙や過度の飲酒も控えます。




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■iPS細胞から輸血用血小板を量産する技術を確立 国内16社が2020年の製品化目指す [健康ダイジェスト]





 京都大学の研究者らが設立したベンチャー企業「メガカリオン」(京都市下京区)は7日、iPS細胞(人工多能性幹細胞)から止血作用のある輸血用の血小板製剤を大量に作る技術を、ほかの医療関連企業などと共同開発したと発表しました。
 2018年にも、血液中の血小板が減る血小板減少症の患者を対象に、人での安全性や効果を確かめる臨床試験(治験)を日本とアメリカで始め、再生医療製品として2020年の製造販売承認を目指します。
 メガカリオンはすでに、京都大から提供されたiPS細胞から、血小板のもととなる細胞を作って凍結保存し、解凍して培養し、止血作用がある血小板に変化させ、輸血用バッグに詰めて製剤にする技術を持っています。ただし、治療として普及させるのに必要な大量製造の技術を有していませんでした。
 そこで、メガカリオンは大塚製薬工場(徳島県鳴門市)、シスメックス(神戸市中央区)、京都製作所(京都市伏見区)など15社と提携。血小板のもとになる細胞を一度に大量培養する容器や、培養した血小板から不純物を取り除くフィルターを作るなどして、1週間に2000~3000の輸血用バッグを製造する技術を開発できたといいます。
 承認後は、15社以外の別の企業に委託し、血小板製剤の製造工場を建設します。
 国内の血小板の輸血は、年間80万人が受けています。一方で、人口減などで献血者は年々減っており、今後は少子高齢化によって、献血では供給が間に合わなくなると懸念されています。
 メガカリオンによると、iPS細胞を使って血小板を作るコストは献血を使うよりも大幅に安いといいます。冷蔵保存できず4日しか持たない献血由来の血小板に比べ、iPS細胞から作れば無菌化により2週間ほど保存できるため保管コストも安くなります。
 ウイルスなど病原体の混入も防げます。献血に混入したウイルスが薬害エイズ事件やC型肝炎の感染拡大などを引き起こしましたが、iPS細胞で作ればこのリスクを回避できるようになります。
 メガカリオンの三輪玄二郎社長は、「献血不足を補う新たな技術として普及させたい」と話しています。

 2017年8月7日(月)
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