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■病気 オウム病(クラミジア肺炎) [病気(お)]

[iモード]微生物のクラミジアを吸入して、肺に起こる感染症
 オウム病とは、ウイルスに近いクラミジア・シッタシという微生物が原因となって生じる肺炎。クラミジア肺炎とも呼ばれます。
 オウム病は本来、動物の疾患であり、人はクラミジア・シッタシに感染したオウムやインコなどの鳥類から感染する人畜共通の感染症の一つです。病原体がオウムから初めて分離されたことからオウム病と名付けられましたが、インコ、ハト、ニワトリ、ガチョウ、シチメンチョウ、アヒルなどオウム以外のペット鳥、家禽(かきん)類、野鳥でもクラミジアに感染した鳥が確認されています。
 クラミジアに感染している鳥は、糞便(ふんべん)中にクラミジアを排出します。乾燥した糞便が、ほこりや羽毛などとともに舞い上がり、人はそれを吸入することで感染します。感染している鳥に口移しで餌(えさ)を与えたり、鳥の羽根や排出物や鼻汁に直接触れたりなど、鳥との濃厚な接触で感染することもあります。
 オウム病は小児よりは成人に、男性よりは女性に多くみられ、発症は5〜6月に多い傾向がみられます。地域的に流行することもあれば、散発的に発生することもあります。肺炎に占めるオウム病の頻度は、1〜2パーセント程度。
 症状は軽度のインフルエンザ様から、多臓器障害を伴う劇症型まで極めて多彩です。 一般的には、感染後1〜2週間の潜伏期間を経て急激に発症します。頭痛や筋肉痛、関節痛を伴って、発熱、せき、胸痛、全身倦怠(けんたい)感、食欲不振、血たんなどの症状が現れます。
 重症になると、肺臓を主体に、全身の臓器に病変が認められるようになります。特に、肝臓、脾臓(ひぞう)、心臓が炎症を起こし、さらに、脳神経に異常を来して意識障害が現れ、死亡するケースもあります。
[iモード]オウム病の検査と診断と治療
 鳥との接触歴があったり、鳥の飼育をしている人に発熱、せきが現れた場合はオウム病が疑われるので、内科、呼吸器内科、呼吸器科の専門医を受診します。ペット鳥、家禽類が死んでいる場合は、特に疑いが濃くなるので、そのことを受診先の医師に伝えます。
 医師による診断では、原因菌に対する抗体の検出のほか、原因菌の分離、原因菌の遺伝子の検出が行われることもあります。
 治療には、テトラサイクリン系の抗生物質、またはマクロライド系の抗生物質が用いられます。ニューキノロン系の抗生物質も有効ですが、セファム系の抗生物質は無効です。早期診断と早期治療で完治できます。
 オウム病予防のためのワクチンは、開発されていないので、感染している鳥への接触には注意が必要です。鳥ではクラミジア菌を保有していても、外見上ほとんど健常にみえます。弱った時や、ヒナを育てる時期などでストレスが加わった時、他の感染症を合併した時などに、糞便中に菌を排出し、人への感染源になります。
 鳥への過度の接触を避けること、鳥にストレスを与えないように飼育すること、鳥に触れたらよく手を洗うこと、かごや飼育舎の掃除をこまめに行うこと、素手で糞便に触れないことなどが、予防のために大切となります。

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タグ:病気(お)
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■病気 横隔膜まひ [病気(お)]





[天秤座]横隔膜を支配している神経のまひにより、呼吸困難が発生
 横隔膜まひとは、横隔膜神経のまひにより横隔膜機能が弱まったり、消えた状態。横隔膜の疾患のうち、最も多くみられる疾患です。
 横隔膜は、肺の下に位置していて胸腔(きょうくう)と腹腔を区切る膜で、上のほうは胸膜、下のほうは腹膜で覆われています。この筋肉層の丈夫なドーム状の膜である横隔膜の上下運動と、肋間(ろっかん)の呼吸筋の上下運動が協調して行われることによって、呼吸ができます。
 左右一対の横隔膜神経は、頸部(けいぶ)、胸腔内と長い道筋を経て、横隔膜へと達しています。その経路が心臓手術などで切断されたり、多発神経炎、頸髄(けいずい)疾患、甲状腺(せん)や肺の腫瘍(しゅよう)による圧迫や浸潤によって遮断されたりすることで、横隔膜神経が圧迫を受け、まひします。
 まひが起こるのは大抵、ドーム状になっている横隔膜が2カ所に隆起した部分を作っているうちの、どちらか1カ所です。まひの起こった横隔膜は、動かなくなり、緊張度を失って緩みます。この片側性の横隔膜まひがほとんどで、肺がんなどの腫瘍による横隔膜神経への浸潤が原因です。
 まれに、頸髄疾患によって両側性の横隔膜まひを起こすこともあります。
 通常みられる片側だけのまひでは、呼吸困難も軽くてすみます。しかし、まひが左側の横隔膜の場合は、胃がねじれるため、消化不良が起こります。
 両側まひでは、肺の換気容積が少なくなって著しい呼吸困難が発生します。特に、呼吸困難の症状は仰向けで強くなります。また、正常では吸気時に腹部は膨らむのと反対に、吸気時に腹部が陥没する奇異性呼吸がみられます。
[天秤座]横隔膜まひの検査と診断と治療
 片側性の横隔膜まひは症状が軽いので、自分では気付きません。仰向けで強くなる呼吸困難を感じたら、両側性の横隔膜まひの可能性があるので、内科の専門医を受診します。
 医師は胸部X線検査を行い、まひ側の横隔膜が持ち上がり、呼吸を行ってもほとんど動かないことによって診断します。
 横隔膜まひは一時的なものと、永続的なものがあり、多発神経炎、頸髄疾患、肺がんなどの原因に応じて適切な治療が行われます。両側性の横隔膜まひでは、人工呼吸が必要になります。
 近年では、鼻マスクによる非侵襲的陽圧呼吸療法も行われています。 この呼吸療法がが気管内挿管に比べて優れているのは、話せること、飲み下しができること、 そして気管内挿管に伴うすべての合併症を回避できることです。

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■病気 横隔膜ヘルニア [病気(お)]





[野球]横隔膜に穴が開き、腹部の内臓が胸腔内に入り込んだ状態
 横隔膜ヘルニアとは、横隔膜に穴が開き、腹部の内臓が胸腔(きょうくう)内に入り込んだ状態。
 横隔膜とは、肺の下に位置して、胸部と腹部を区切る膜です。この筋肉層の丈夫なドーム状の膜が上下することによって呼吸ができますが、完全に区切られているわけではなく、大動脈裂孔、大静脈裂孔、食道裂孔という3つの穴が開いていて、そこがヘルニアを起こしやすい部分となっています。
 横隔膜ヘルニアには、外傷によるものと非外傷のものがあり、非外傷のものには、さらに先天性と後天性のものがあります。
 外傷性の横隔膜ヘルニアでは、胸部や腹部への外傷で横隔膜が破れ、その裂け目から腹部の臓器が胸腔内に流れ込み、生命を脅かす危険も高くなります。事故などで胸に強い打撲を受けるのが原因となることが多いのですが、強いせきなど、ちょっとしたタイミングで横隔膜が破れることもあります。
 症状としては、呼吸困難、ショック症状、吐き気、嘔吐(おうと)などがよくみられます。まれに、外傷を受けてから2〜3年後に発症する場合があります。
 非外傷性の横隔膜ヘルニアには、ほぼ先天性でしかみられないボックダレック孔ヘルニア、傍胸骨孔ヘルニアの2種と、後からでもなる可能性が高い食道裂孔ヘルニアがあります。
 ボックダレック孔ヘルニアは、ほぼ先天性でしか発見されません。しかし時々、生まれた時は何ともなかったのに成長してから強いせきをしたり、胸に打撲を受けたりすると発症することもあります。これを遅発性といいます。
 このボックダレック孔ヘルニアは、新生児がすぐに呼吸困難などの症状を呈してしまうと、半数は予後不良を起こすという怖いヘルニアで、新生児2000〜3000人に1人の割合で認められます。遅発性であれば、速やかに手当てを受ければほぼ助かります。
 胎児が母胎にいる時、次第に横隔膜が形成されてきて、やがてしっかりと横隔膜が胸部と腹部を区切るのですが、何らかの原因で横隔膜がきっちりと閉じ切らないことがあります。こうなるとヘルニアを起こしてしまい、横隔膜が閉じようとしても脱出した臓器がじゃまをして閉じられなくなってしまうのが、ボックダレック孔ヘルニアの原因です。
 最大の症状は、呼吸困難が挙げられます。胎児の場合はへその緒から酸素をもらっているので平気なのですが、出産後は自分で呼吸しなければならないため、生まれてすぐに呼吸困難を起こすことが多くなります。
 また、腹部にうまく空気が回らないので、へこんでいるのも特徴。脱出した臓器によって肺が圧迫されているため、肺の生育不良や疾患を伴っていることもあります。
 傍胸骨孔ヘルニアは、本来しっかりと胸骨にくっついているはずの横隔膜のつながりが弱く、ちょっとした弾みでくっつきが外れて、そこに臓器が侵入してくることによって起こるヘルニアです。
 自覚症状も少なく、発症者本人も気付かないことがあります。ただし自然に治るようなことはなく、まれに呼吸困難などの深刻な症状に発展することがあります。
 食道裂孔ヘルニアは、横隔膜ヘルニアの中で最も多く、横隔膜を貫く食道裂孔の一部分に異常が生じ、胃が胸腔内に入り込むヘルニアです。
 本来、食道と胃の接合する位置は、横隔膜の下になっています。食道裂孔ヘルニアの場合は、食道と胃の接合部を含めて胃の上部が一緒に胸腔へ脱出する滑脱型と、食道と胃の接合部は横隔膜の下にあって胃の一部だけが脱出する傍食道型、および両者が混じった形で脱出する混合型があります。
 大部分は滑脱型であり、あまり大きな症状が出ることは少ないのですが、この状態では胃の中のものが食道へと逆流するのを防ぎようがありません。そのため、食道炎を併発することになります。
 全体の1割程度と数は少ない傍食道型は、胃の一部が食道のわきを通った状態で横隔膜に挟まれるため出血したり、逆に血が巡らなくなったりするなど、滑脱型より重い症状を起こしやすくなります。混合型は、まれにしかみられません。
 先天性のものもありますが、大部分は老化、脊椎(せきつい)変形、肥満、便秘、多産などが、食道裂孔ヘルニアの誘因となります。特に、コルセットをしている変形性脊椎症の高齢者に、よく起こります。
 いずれも、腹腔内の圧である腹圧が上昇し、横隔膜の筋力が低下するのが原因となっています。どちらかというと女性に多く、特に老化によるものであればさらに女性の割合が増えます。
 胸焼け、胸骨下の痛み、みぞおちの痛み、吐き気、食べ物のつかえ、貧血などの症状が、数カ月から数年に渡って、よくなったり悪くなったりする状態が続きます。
 これらの症状の多くは、同時に併発しやすい逆流性食道炎や、ヘルニア内に生じるびらん性胃炎、胃潰瘍(かいよう)によるもの。そのほか合併しやすい疾患には、瘢痕(はんこん)性食道狭窄(きょうさく)、出血性貧血などがあります。
 食道裂孔ヘルニアがあっても、自分では気付かず、胃の検査で偶然発見されることも少なくありません。
[野球]横隔膜ヘルニアの検査と診断と治療
 横隔膜ヘルニアでは基本的に内科を受診しますが、外傷性の横隔膜ヘルニアでは外科を受診する必要があります。ただし、病院ごとに異なることがあり、特に複数の診療科目を持っている総合病院では、違いが出ると思われます。なお、ヘルニアによる合併症などを治療するため、複数の科目を受診する必要があるケースもあります。
 外傷性の横隔膜ヘルニアは、緊急性が高く、すぐにでも適切な治療と手術が必要とされます。手術によって治療できた後で、リハビリテーションや投薬治療が行われます。
 先天性でボックダレック孔ヘルニアを持って生まれてくる場合、大抵は胎児が母胎の中にいるうちに医師がこのヘルニアに気付き、早期に帝王切開で出産することになります。
 成長すればするほど脱出した臓器が胎児の肺を押しつぶし、危険な状態になっていくからで、出生直後から人工呼吸管理を行った上、できるだけ早期に、手術に耐えられるようになった時点で速やかに、生育時に閉じ切れなかった横隔膜を閉じる手術が行われます。
 しかし、最高の環境で早期に手術が行われても、生存率は芳しくないのが実情です。
 傍胸骨孔ヘルニアは、自然に治るようなことはなく、まれに呼吸困難などの深刻な症状に発展することがあるので、見付けた場合は手術が行われます。手術の成功率は高く、比較的治しやすいヘルニアといえるでしょう。
 食道裂孔ヘルニアは、軽ければ特に薬による治療の必要はありません。腹部を圧迫しないように帯、ベルトを緩くし、便秘や肥満を治し、脂肪食を制限すれば十分です。逆流性食道炎があれば、H2受容体拮抗(きっこう)薬やプロトンポンプ阻害薬を服用します。
 内科的治療でよくならない食道炎や、炎症の跡が引きつれたようになって食道の内腔が狭まる瘢痕性食道狭窄などは、手術が必要となります。
 傍食道型食道裂孔ヘルニアの場合も、形態的変化であるため、原則的に手術を行う必要があります。傍食道型では横隔膜が胃を締め付けてしまうため、締め付けられた胃が出血したり、逆に血の巡りが悪くなったりして、滑脱型より危険度が高く、自然治癒が難しい点や合併症を未然に防ぐなどの理由で、手術で治すケースが多くみられます。
 脱出している胃を腹腔内に引き戻し、開大している食道裂孔を縫縮し、逆流防止手術を追加します。手術後の治癒率は、良好です。

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■病気 太田母班 [病気(お)]





[蟹座]褐青色の色素斑が、まぶたから額、頬にかけてできる皮膚の疾患
 太田母斑(おおたぼはん)とは、片側のまぶたから額、頬(ほお)にかけてできる、境界の不明瞭な褐青色の色素斑。眼上顎部(がんじょうがくぶ)褐青色母斑とも呼ばれます。
 母斑は、皮膚の一部分に色調や形状の異常が現れる状態で、あざとも呼ばれ、皮膚から盛り上がることはありません。
 太田母斑は、詩人や作家としてのペンネーム木下杢太郎(もくたろう)でも知られる皮膚科の医学者・太田正雄東大教授が、1939年(昭和14年)に初めて報告した疾患で、日本人など東洋人に比較的多くみられます。
 通常は顔の片側に色素斑ができますが、両側にできる場合もあります。また、生後間もなく色素斑ができる早発型と、小児期や思春期に色素斑ができて徐々に拡大する遅発型の2種類があります。
 さらに、色素斑は顔面の皮膚だけでなく、眼球結膜や口の粘膜、鼓膜にできることがあります。
 色素斑は、三叉(さんさ)神経の第1・第2枝の支配領域にみられ、青みを帯びた色素斑の中に褐色調の小さな斑点が散在した状態で現れます。皮膚の表面は滑らかで、盛り上がったりしません。
 原因は、メラノサイト(メラニン細胞、メラニン形成細胞、色素細胞)にあります。通常は表皮にあって、メラニンという皮膚の色を濃くする色素を作り出すメラノサイトが、深い部分の真皮の上層に存在し増殖しているために、皮膚が褐青色に見えてしまいます。
 色素斑が拡大したり、色調が濃くなったりすることもあり、自然に消えることはありませんが、悪性化を心配することもありません。
 なお、同様の色素斑が肩から上腕に見られることがあり、これは伊藤母斑と呼ばれます。
 本人が特に気にしなければ、太田母斑の治療の必要はありません。見た目が気になるなら、カバーマークによる化粧で色を隠すのも選択肢の一つですが、皮膚科、皮膚泌尿器科、ないし形成外科を受診し色素斑を除去することも勧められます。
[蟹座]太田母斑の検査と診断と治療
 皮膚科、皮膚泌尿器科、ないし形成外科の医師による診断では、部位や色素斑の様子から視診で判断します。皮膚をほんの少し切り取って病理組織検査を行うと、真皮上層に色素含有メラノサイトが認められます。
 また、異所性蒙古(もうこ)斑、青色母斑などの皮膚疾患と鑑別します。
 皮膚科、皮膚泌尿器科、ないし形成外科の医師による治療では、悪性化の心配はないため、見た目の問題で気になるならQスイッチレーザー治療により、色素斑を除去します。
 Qスイッチレーザーには、ルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーなどがあり、レーザーの種類により多少の効果や経過の違いがみられます。特定のレーザー光線を照射すると、皮膚の中にあるメラニン色素に対してのみ反応するため、周辺の正常な皮膚組織へのダメージを極力抑えながら、色素斑の元になっているメラニン色素だけを破壊することができます。
 いずれのレーザー治療も痛みを伴うため、麻酔シール、注射などを使用して痛みの緩和を行います。治療対象となる太田母斑の色が濃く、範囲が広い場合は、1〜2回のレーザー照射だけは不十分で、およそ3カ月の間隔で、少なくとも5~6回の照射を行います。
 治療時期は何歳からでも可能ですが、小児の場合は全身麻酔が必要なため3歳ごろから開始するのが普通で、早期から開始するほうが効果が高いといわれています。成人の場合でも、かなり色調が改善し、完全に色素斑を除去できることもあります。
 眼球の色素斑はレーザー照射ができないので、現在は治療法がありません。

[ハート]詳しい病気の解説は四百四病の事典http://ksjuku.com/jiten.html)へどうぞ[ハート]





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