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■病気 遺精 [病気(い)]





[クリスマス]性行為、自慰行為によらず、ほとんど無意識のうちに射精が生じる現象
 遺精とは、性行為、自慰行為などによらず、ほとんど無意識のうちに射精が生じる現象。
 睡眠中に遺精を生じることがありますが、これを夢精、あるいは夜間遺精と呼んでいます。遺精は昼間に突然、起こることもあります。
 夢精には、睡眠中に性的な夢を見てオルガズムを伴い、勃起(ぼっき)してから射精する場合と、性的な夢、オルガズム、勃起を伴わない場合があります。10~16歳くらいの思春期の男子に多くみられる生理的現象で、疾患ではありません。まれには、精嚢炎などで起こることもあります。
 思春期には、精液の成分を作っている精嚢腺(せいのうせん)や前立腺が分泌液を大量に作るため、自律神経を介する射精反射が起こることが原因と考えられています。とりわけ夜間は、膀胱(ぼうこう)が尿で充満するため、これに接している精嚢腺や前立腺が圧迫されて夢精が発生すると考えられています。
 かつては思春期を迎えると、夢精で精通を経験する比率が高かったとされていますが、近年は自慰行為を覚えるのが低年齢化しており、夢精を経験せずに自慰行為を始めるケースが多いと見なされています。
 一般的に自慰行為を頻繁に行うと夢精を経験する割合が下がり、年齢とともに少なくなっていくのが普通。一説には、成長に伴い過剰な精液の成分を排尿時に一緒に排出する能力が備わるため、夢精によって排出する必要がなくなるからといわれます。
 夢精が毎晩起こったり、遺精が頻繁にみられるようになると、病的な遺精といえます。その原因となる疾患としては、脊髄(せきずい)神経疾患、精嚢炎、前立腺炎、極度の精神的疲労、神経衰弱、性的神経症、禁欲などが挙げられ、治療が必要な場合もあります。
 一説には、精神的疲労や肉体的疲労がたまっている際には、筋肉の硬直から遺精が引き起こされやすいといわれます。
[クリスマス]遺精の検査と診断と治療
 病的な遺精は、その原因となる脊髄神経疾患、精嚢炎、前立腺炎などの疾患を治すことが必要ですので、泌尿器科の専門医を受診します。精嚢炎、前立腺は細菌などによって炎症が起こるもので、あらゆる年代の男性に起こります。
 極度の精神的疲労、神経衰弱、性的神経症が原因となることもありますので、できるだけ精神的な過労を避けるように努めることも大切です。

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■病気 陰嚢水腫(陰嚢水瘤) [病気(い)]





[クリスマス]陰嚢の中にある精巣を包み込んでいる膜の中に、液がたまった状態
 陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)とは、陰嚢の中にある精巣を包み込んでいる膜の中に、液がたまった状態。陰嚢水瘤(すいりゅう)とも呼ばれます。
 男性の精巣、すなわち睾丸(こうがん)を包み込んでいる膜は鞘膜(しょうまく)と呼ばれ、腹膜が突き出るように下がってできているもので、精巣と接触して精巣鞘膜腔(くう)という透き間を作っています。この精巣鞘膜腔に、鞘膜から分泌される透明な液がたまります。
 原因は不明ですが、先天性のものと後天性のものとがあり、外傷、精巣上体炎、精巣がんなど精巣の疾患が原因で生じることがあります。
 症状としては、ほとんどは片側だけの精巣周辺にはれが生じるため、片側の陰嚢が大きく膨らみ、左右の大きさが違ってきます。痛みはありません。小さいうちは自覚症状がありませんが、大きくなると歩行障害が起こったり、排尿や性交が困難になることもあります。
[クリスマス]陰嚢水腫の検査と診断と治療
 陰嚢水腫は生まれたての新生児や乳児には特に多く、乳児健診で指摘されることがよくあります。放置しても体に害はなく、95パーセントが1歳までに自然に治りますので、何もせずに経過をみることになりますが、1年たっても変わらない時や、次第に大きくなっていく時、痛がる時は、小児科の専門医を受診して相談します。
 大人の男性の場合は、泌尿器科の専門医を受診します。
 医師の側では、はれた陰嚢を後ろから懐中電灯で照らして透けて見えた場合に、陰嚢水腫と診断します。大人の男性で陰嚢水腫の原因が不明な場合には、精巣の超音波検査を行います。この検査で、感染症や腫瘍(しゅよう)が見付かることがあります。
 1歳以上になっても液が吸収されない場合や、陰嚢が異常に大きい場合は、美容的な意味合いも兼ねて手術をすることがあります。かつては2〜3回注射器を刺して、中の液を取り除くと自然に治ってしまうこともあるとされましたが、今日では治るのを遅らせることがあるといわれ、あまり行われません。
 青年期を過ぎると、再発することが多いので、根治的に手術することが必要になります。

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■病気 陰茎がん [病気(い)]





[ダイヤ]男性の陰茎の皮膚から発生する、まれながん
 陰茎がんとは、男性生殖器の陰茎(ペニス)に発生するがん。いくつかの種類がある中で、全体の95パーセントを占めるのは、皮膚がんの一種である扁平(へんぺい)上皮がんです。
 男性生殖器に発生するがんの中では、陰茎がんは最もまれで、全体の1パーセントを占めるにすぎません。人口10万人当たりの死亡率は0.1人程度で、近年の日本では減っていますし、もともと日本は欧米に比べて低い傾向にあります。年齢的には、60〜70歳代に多く発症しています。
 発生要因として、亀頭が常に包皮で覆われた、いわゆる包茎が重要視されています。がんの人に包茎が多いことや、幼少時に割礼を受けて包皮を切除する習慣を持つユダヤ教徒やイスラム教徒に、その発生が著しく少ないことから、示唆されたものです。
 包茎の場合、包皮内の恥垢(ちこう)による慢性炎症の刺激があり、これが発がんと関係していると推測されています。近年では、陰茎がんの男性を夫に持つ女性で子宮頸(けい)がんのリスクが高くなることなどから、尖圭(せんけい)コンジロームを引き起こすヒトパピローマウイルスの感染と関係があるともいわれています。
 通常、陰茎の皮膚にできる痛みのない腫瘤(しゅりゅう)、すなわち、おできとして発症します。進行すると、痛みや出血なども生じてきます。包茎を伴っていることが多く、包皮内の亀頭部にできやすいために、外からは気付くのが遅れることもよくあります。
 典型的なものは、表面が不整なゴツゴツした外観の塊で、潰瘍(かいよう)を伴っている場合もあります。感染を伴うことも多く、膿性(のうせい)または血性の分泌物が出て、悪臭を放つこともあります。多くは皮膚から発生しても、進行して陰茎の海綿体や尿道にがんが広がれば、排尿の異常を来します。
 また、太ももの付け根に当たる鼠径(そけい)部のリンパ節にがんが転移しやすく、リンパ節のはれも多くみられます。進行すると、リンパ節が硬くなったり、足がむくんだりするようになります。
[ダイヤ]陰茎がんの検査と診断と治療
 陰茎という場所のためにためらわれ、かなりひどい状態になってから医療機関を受診して手遅れになることが少なくありません。自覚症状があったら、早期発見の機会を逃がさないよう、すぐに泌尿器科を受診します。リンパ節にまで転移していなければ、ほとんどの例で治癒します。
 医師による診断では、体表にできるがんであるため、肉眼的に見極められます。尖圭コンジローム、梅毒などとの見極めがつきにくい時には、病変部の一部を切除して顕微鏡で検査する生検か、病変部をこすってはがれた細胞を顕微鏡で調べる細胞診を行って、診断を確定させます。
 さらに、X線やCT、MRI検査などを行って、他の臓器への転移の有無を調べます。
 初期の場合には、放射線療法と扁平上皮がんに効果のあるブレオマイシンの併用療法で治癒します。治癒後に、陰茎の変形や、尿道の狭窄(きょうさく)を来すこともあります。
 やや大きくなり、がんが亀頭部を越えて広がった場合などでは、放射線療法とブレオマイシンの併用によりがんを縮小させてから、がん浸潤のない部分で陰茎を切除する手術を行います。全身麻酔の下、病変から約2センチ離れた部位で正常な陰茎を切断しますので、当然陰茎は短くなり排尿が難しくなることがあります。
 また、そのままでは性交も難しいため、形成外科的な手法で人工的な陰茎を形成する手術を行うこともあります。
 根元から陰茎を切断する手術を行った場合は、会陰部に新たな尿の出口を形成します。尿の出口が女性と同じような位置にくるので、座って排尿することとなります。
 転移が疑われれば、鼠径部のリンパ節、あるいは骨盤部のリンパ節も同時に摘出します。はれていなくてもリンパ節を摘出し、転移の有無を調べることもありますが、後遺症として下肢のむくみが残ることが多いようです。
 がんが他の臓器に転移しているような場合、および手術で切除しても目に見えないがんが残っている危険性がある場合の再発予防として、放射線療法や抗がん剤による化学療法が補助的に行われる場合があります。
 抗がん剤では、ブレオマイシン、シスプラチン、メソトレキセート、ビンクリスチンという4種が有効であると見なされ、これらのいくつかを組み合わせて使用します。

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■病気 咽頭がん [病気(い)]





[ダイヤ]鼻や口の奥にある咽頭に発生するがん
 咽頭(いんとう)がんとは、鼻や口の奥にある咽頭に発生するがん。咽頭は解剖学的には、上(じょう)咽頭、中(ちゅう)咽頭、下(か)咽頭に分類されており、各部位にがんが発生します。
【上咽頭がん】
 咽頭は全長約13センチの中空の管で、鼻の後方から始まって、気管、食道の入り口まで連続しています。上(じょう)咽頭がんは、鼻の奥で、口を開けても見えない頭蓋(とうがい)底の直下の部分に発生します。中咽頭がん、下咽頭がんに比べると発生頻度はやや少ない傾向があります。
 上咽頭は上気道の一部で、頭蓋底、副鼻腔(びくう)に囲まれ、その下方は中咽頭に続き、その外側は耳管によって両側の中耳腔とつながっています。周辺には内頸(けい)動脈、脳神経が存在します。
 初期症状は、がんのために耳管が閉塞(へいそく)されて起こる難聴、鼻詰まり、鼻出血などで、首のリンパ節がしばしば大きくはれてきます。進行すると、脳神経まで侵され、ものが二重に見えたり、三叉(さんさ)神経などの脳神経障害が出てきて、頭痛がしたり、顔面の知覚が鈍くなったり、痛みが出たりします。また、肺、肝臓、骨などへの転位が多いのも、上咽頭がんの特徴です。
【中咽頭がん】
 中咽頭がんは、口を開ければ見える扁桃(へんとう)や、その周辺の舌の付け根などに発生するするがん。ほとんどは、中咽頭の表面を覆っている薄く平らな形をした扁平(へんぺい)上皮細胞から発生します。
 中咽頭は、口の後方に位置する咽頭の中間部分のことをいいます。空気や食べ物が気管や食道に送られる際には、この中咽頭の中を通過していきます。中咽頭には、これら呼吸作用、嚥下(えんげ)作用のほかに、言葉を作る構音作用があります。
 中咽頭がんは、頭頸(けい)部がんの約10パーセントにすぎません。その頭頸部がんの発生頻度は少なく、がん全体の約5パーセントと見なされています。日本では年間1000〜2000人程度に、中咽頭がんが発生していると推定されています。男性が女性よりも3〜5倍多く発症し、好発年齢は50〜60歳代。
 中咽頭がんは、咽頭粘膜の扁平上皮細胞が正常の機能を失い、無秩序に増えることにより発生します。近年、がんの発生と遺伝子の異常についての研究が進んでいるものの、なぜ細胞が無秩序に増える悪性の細胞に変わるのか、まだ十分わかっていません。
 がんは周囲の組織や器官を破壊して増殖しながら、ほかの臓器に広がり、多くの場合腫瘤(しゅりゅう)を形成します。ほかの臓器にがんが広がることを転移と呼びます。
 中咽頭がんの原因として最も因果関係がはっきりしているのは、喫煙習慣と過度の飲酒です。従って、長期の飲酒歴、喫煙歴のある人は注意を要します。
 その初期には、自覚症状がほとんどありません。進行すると、扁桃部のはれ、咽頭の異物感、咽頭痛、嚥下痛などの症状で気付きます。さらに、発声障害、出血、呼吸困難、嚥下障害などの深刻な症状が出現してきます。首のリンパ節への転位も比較的多く出現し、のどの症状より先に首のしこりに気付くこともあります。
 しかし、がんのできる部位や大きさにより症状が出にくい場合もあり、症状がないからといって安心はできません。
 扁平上皮細胞から発生するがんのほか、まれには唾液分泌腺(せん)などの腺組織から生じる腺がん、およびそれに類するがんも発生します。また、この部位には悪性リンパ腫がしばしばみられるが、中咽頭がんとは別に取り扱われます。
【下咽頭がん】
 下咽頭がんとは、食道の入り口付近の下咽頭の組織に、がん細胞を認める疾患。食道との移行部に当たる下咽頭のすぐ前には、のど仏の軟骨に囲まれた声帯を含む喉頭(こうとう)があり、表裏一体の関係となっています。すぐ後ろには頸椎(けいつい)骨があり、喉頭と頸椎骨に挟まれた格好になっています。
 下咽頭の悪性腫瘍のほとんどは、その下咽頭の粘膜の扁平上皮細胞から発生しています。 そのほかに、腺がん、腺様嚢胞(のうほう)がん、粘表皮がん、未分化がん、小細胞がんなどがありますが、非常にまれ。
 原因はわかっていません。喫煙や飲酒と関係があるといわれていて、ヘビースモーカーや大酒飲みほどかかりやすく、男性は女性の4〜5倍の頻度で発生しています。長年の慢性刺激が関係していることから、好発年齢は50歳以降であり、60~70歳ころにピークがあります。近年では平均寿命の延びに伴って、80歳以上にもしばしばみられるようになっています。
 また、下咽頭がんが発見された人の1〜3割には、食道にもがんを認めます。これは転移ではなく、全く別に2カ所以上にがんが発生する重複がんといわれるものです。食道がんの発生も下咽頭がんと同様に、喫煙や飲酒と深い関係があることが原因と考えられています。
 下咽頭がんの初期には、軽度の咽頭の痛み、嚥下に際しての痛みや咽頭異物感を自覚する程度です。進行すると、咽頭痛、嚥下痛が強くなり、食べ物が飲み込みにくくなります。咽頭と耳は痛みの神経がつながっているため、耳の奥への鋭い痛みとして感じることもあります。
 喉頭までがんが広がると、声がかすれるようになります。 息の通り道が狭くなり、息苦しくなることもあります。
 頸部のリンパ節に転移しやすいのも、下咽頭がんの特徴です。転移によるリンパ節のはれのみが、自覚症状であることもあります。初めは痛みもなく徐々に大きくなり、急激に大きくなることもあります。複数個のリンパ節がはれたり、両頸部のリンパ節がはれたりすることも珍しくありません。
[ダイヤ]咽頭がんの検査と診断と治療
【上咽頭がん】
 医師による診断では、内視鏡検査やCT検査、MRI検査などの画像検査を行い、最終的には組織片を調べて確定します。
 治療は放射線照射が主体ですが、従来の成績はあまり良好ではありませんでした。近年では、放射線治療の前後に、抗がん剤の注射療法を行い、肺、肝臓などへの転位を防止します。
 この化学療法を実施することで、従来は40パーセント以下だった5年生存率は、60パーセントまで向上するようになっています。
【中咽頭がん】
 医師による診断では、上咽頭がんと同じく、内視鏡検査やCT検査、MRI検査などの画像検査を行い、最終的には組織片を調べて確定します。
 初期のがんでは、放射線治療で十分に治る可能性があります。進行したがんでは、手術が必要になります。
 両側の首にリンパ節転移がある場合や、片側でも多数のリンパ節がはれている場合には、肺転移が多いために、手術や放射線治療の前後に抗がん剤による治療が行われます。抗がん剤による治療はある程度の効果は得られるものの、単独でがんを根治するだけの力はないので、現在のところ手術や放射線治療に比べると補助的な治療と位置づけられています。
 近年では、放射線治療と抗がん剤の同時併用療法が注目されています。
【下咽頭がん】
 下咽頭がんはかなり大きくならないと症状が出ない部位に発生するため、60パーセント以上は初診時に、すでに進行がんの状態です。のどの違和感や異物感、持続性の咽頭痛、食べ物がつかえる感じ、声のかすれなどといった症状が現れた場合には、早めに医療機関を受診します。
 治療をしなければ、症状の消失をみないのが一般的です。
 医師による診断では、間接喉頭鏡や喉頭内視鏡(ファイバースコープ)を使ってのどの奥を観察したり、頸部を丹念に触り、リンパ節転移の有無や、がんの周囲の組織への浸潤の程度を判断します。正常ではない組織を認めた場合には、その組織のごく一部を採取し、顕微鏡下でがんの細胞か否かを観察する生検を行います。
 がんの広がりの程度を調べるために、CT、MRI、バリウムなどの画像の検査や、食道方向へのがんの広がりや重複がんの有無を調べるために上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を行ったり、他の臓器への遠隔転移を調べるため、胸部レントゲンやCTなどの検査を行います。また、治療の方法を選択する上で心電図や呼吸機能などの全身状態の検査も行います。
 治療においては、放射線治療のみで完治する可能性は極めて低いため、手術を主体とした治療法が一般に行われています。手術を行う場合は、がんに隣接している喉頭も多くは犠牲にしなければなりませんので、手術後、声を失うことが多くなります。腫瘤が小さければ、喉頭を残す手術も可能。
 切除した下咽頭部分は、皮膚や胃、腸の一部を用いて再建形成します。通常、小腸の一部の空腸を移植して、新しい食道を作ります。
 食生活は手術前と同じですが、声が失われます。喉頭がんの手術よりも、切除される範囲が広いため、食道に飲み込んだ空気を吐き出すことで、手術時に縫合した食道部を振動させる食道音声の習得は、やや難しい面があります。
 外科療法を中心に治療を受けた発症者の5年生存率は、全体で40パーセント弱です。

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