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■用語 軟性線維腫 [用語(な)]





[iモード]摩擦を受ける皮膚に生じる小型の良性腫瘍
 軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)とは、皮膚に生じる直径1センチ程度の小型の良性腫瘍(しゅよう)。線維性軟疣(なんゆう)とも呼ばれます。
 皮膚と同じ肌色、あるいは少し濃い褐色をした、半球状から有茎性の軟らかいはれ物で、あまり目立たないこともあります。わきの下やまぶた、首、胸、鼠径(そけい)部、しり、外陰部などにできやすく、痛みやかゆみは伴いません。かゆみがある場合も軽度です。
 この軟性線維腫がさらに巨大になり、皮膚面から垂れ下がるようになったものは懸垂性線維腫です。
 わきの下や首、鼠径部など皮膚と皮膚、あるいは衣類やアクセサリーと皮膚がこすれて摩擦を受ける個所で、皮膚の角質が増殖して少し飛び出すために、線維や脂肪や血管で構成された軟性線維腫や懸垂性線維腫ができます。
 感染性はなく、皮膚の老化や体質でできるもので、中年以降に多く発生し加齢とともに増えてきますが、早ければ思春期のころから認められます。特に更年期をすぎた女性や、肥満者に好発します。
 がん化するなど特に心配な疾患ではありませんが、衣類やアクセサリーでこすれて炎症を起こすことがあります。
 目立って外見が悪い、衣類の脱着時に引っ掛かって赤みを帯びヒリヒリとした痛みが生じるという場合は、皮膚科、皮膚泌尿器科、あるいは形成外科、美容外科の医師を受診することが勧められます。ただし、まぶたにできた場合は、眼科を受診したほうがいいでしょう。
[iモード]軟性線維腫の検査と診断と治療
 皮膚科、皮膚泌尿器科、あるいは形成外科、美容外科の医師による診断では、特に検査は行わず、視診を中心に確定します。
 ごくまれに、皮膚がんが軟性線維腫のように見えたり、ホルモン障害の予兆として軟性線維腫が生じることもあり、組織の一部を採取して顕微鏡で調べる生検を行うこともあります。
 皮膚科、皮膚泌尿器科、あるいは形成外科、美容外科の医師による診断では、塗り薬や食生活の改善で完治させるのは難しいため、一般的には、取り除くための処置を行います。
 取り除くための方法はいくつかあり、麻酔シートを張ってから電気メスで焼灼(しょうしゃく)する、-200℃近い超低温の液体窒素で冷凍凝固して小さくした後に電気メスで焼灼する、ハサミやメスなどの道具を使って切除するといった方法が一般的です。軟性線維腫の数が多い場合は、液体窒素療法を何度か繰り返します。
 処置に要する時間は場合によりますが、短時間ですむことがほとんどです。処置した場合、1~2週間後に、かさぶたになります。かさぶたはかなり色が濃く、治療後はかなり目立つこともありますが、自然に脱落し、半年くらいすると赤みもひいて、きれいになります。
 なお、完ぺきに取り除いたとしても、再発したり別の個所に生じることもあり得ます。




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■用語 内耳炎 [用語(な)]





[耳]中耳炎の炎症が鼓膜より奥にある内耳に広がることで炎症が起こる疾患
 内耳炎とは、主に中耳炎の炎症が鼓膜よりもさらに奥にある内耳に広がることで、炎症が起こる疾患。
 耳は、外耳、中耳、内耳の3つの部分からできています。外耳は、体の外に出ている耳介と外耳道とを合わせた部分を指します。その奥の中耳には、鼓膜、耳小骨、中耳腔(くう)などがあり、音を伝える要所です。中耳のさらに奥にある内耳には、平衡機能をつかさどる三半規管と耳石、聴覚をつかさどる蝸牛(かぎゅう)などがあります。
 内耳炎は、三半規管や蝸牛に炎症が生じ、機能が低下するために起こります。一般には、急性中耳炎や、慢性化膿(かのう)性中耳炎、真珠腫性中耳炎などの慢性中耳炎の炎症が、内耳へと波及することで起こります。
 急性中耳炎によって炎症が内耳へと波及した場合には、難聴や耳鳴り、回転性のめまい、吐き気、嘔吐(おうと)といった激烈な症状が出ます。平衡感覚や回転感覚が強く障害され、もはや真っすぐに歩くことはできません。  
 好酸球性中耳炎などの慢性中耳炎によって炎症が徐々に内耳へと波及した場合には、耳鳴りや進行性難聴、軽度のめまい、ふらふら感といった症状を示します。
 さらに症状が進行すると、黄色もしくは白色の耳垂れが出るようになります。これは、細菌感染による膿(うみ)が原因です。
 また、髄膜炎が内耳道を経由して広がって内耳炎が起こった場合は、重度の難聴を来します。
 炎症が内耳に広がる経路としては正円窓や卵円窓、外側半規管、内耳道の4つがあり、そのほかの経路はまれです。真珠腫性中耳炎が原因の場合は、内耳の骨が破壊され中耳の炎症が内耳に波及することで起こります。
 急性中耳炎では耳が痛くなります。それに引き続いてめまいや強い難聴が起こったら、急性内耳炎と見なされますので、耳鼻咽喉科の専門医を受診します。
 また、慢性中耳炎がある場合には長期にわたって放置せず、内耳に影響が出ないうちに受診します。抗生物質の普及によって通常の中耳炎から内耳炎まで進行する例は激減しましたが、現在でも好酸球性中耳炎では内耳炎が起こることがよくあります。
[耳]内耳炎の検査と診断と治療
 耳鼻咽喉科の医師による診断では、難聴がある場合には聴力検査、めまいがある場合には平衡機能検査を行います。
 平衡機能検査では、めまいが起こる頭の位置で、眼球が不随意に小刻みに揺れ動く自発眼振(がんしん)が認められることがよくあります。また、外耳道に冷たい水や温かいお湯を入れると、内耳の三半規管が刺激されて眼振、めまいが起きる温度眼振反応が低下していることもあります。外側半規管が壊れているために、耳の入り口を指で圧迫したり離したりすると、めまいが起きる瘻孔(ろうこう)症状があったりすることもあります。
 耳のCT(コンピュータ断層撮影)検査やMRI(磁気共鳴画像撮影)検査による画像診断も、有効です。
 耳鼻咽喉科の医師による治療では、細菌感染による炎症の場合には、抗生物質を用いて中耳炎と内耳炎を同時に治療します。内耳の機能低下に対しては、ビタミン剤やステロイド剤を用いて対処します。 真珠腫性中耳炎などの慢性中耳炎が基礎疾患である場合には、抗生物質を用いて炎症を抑えながら、内耳の骨が破壊されているケースでは、鼓室形成術という手術によって外科的に治療します。また、外側半規管などに内耳瘻孔という管状の欠損があるケースでは、破壊された骨を修復して瘻孔を閉鎖する処置を講じます。
 髄膜炎による内耳炎の場合も、基本は抗生物質で治療します。この場合、早期に適切な治療が施されないと、難聴などの後遺症が残ることがあります。




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■用語 内因性細菌性眼内炎 [用語(な)]





[目]体のほかの部分に感染していた細菌が目の中に入り、眼球の内部が炎症を起こす感染症
 内因性細菌性眼内炎とは、体のほかの部分に感染していた細菌が血流に乗って目に波及し、眼球の内部が炎症を起こす感染症。
 内因性細菌性眼内炎のほとんどは、糖尿病を患っている、抗がん剤投与を受けている、肝臓や心臓に感染症を起こしている、体が弱り免疫力が落ちている、血管内カテーテル(栄養のチューブ)が挿入されているなどで起こります。
 原因となる細菌は、グラム陰性桿菌(かんきん)である肺炎桿菌や大腸菌が多くみられ、グラム陽性球菌であるB群レンサ球菌もみられます。
 肺炎桿菌は、口腔(こうこう)や腸管に常在する細菌で、免疫力の低下した人に感染し、肺炎や尿路感染症、敗血症などを起こしています。大腸菌は、代表的な腸内細菌で、血液中や尿路系に侵入した場合に病原体となり、敗血症、尿路感染症などを起こしています。B群レンサ球菌は、糖尿病やがんなどを基礎疾患に持つ人に感染しています。
 内因性細菌性眼内炎の症状としては、ひどい目の痛み、目のかすみ、明るい光の非常なまぶしさ、充血、目やに、急な視力低下、視力の部分的な欠損があり、視力の完全な欠損によって失明を起こすこともあります。
 目のかすみ、痛みの症状が出たら、早めに眼科を受診します。数時間から数日の単位で進行し、重症になった場合は、最大限の治療を施しても目を救えないこともあります。
[目]内因性細菌性眼内炎の検査と診断と治療
 眼科の医師による診断では、内因性細菌性眼内炎が疑われる場合には、問診で全身的な要因の有無や、血管内カテーテルの使用有無を確認します。
 確定するためには、目の表面を拡大して見る細隙灯(さいげきとう)顕微鏡を用いて眼球を丹念に調べ、瞳孔(どうこう)を開いた散瞳下の精密眼底検査を行います。
 続いて、分泌液の培養検査を行います。場合によっては、抗体検査やDNA検査も行います。
 分泌液の培養検査では、眼球内の前方にある液体である房水や、眼球後部の内部にあるゼリー状の組織である硝子体(しょうしたい)から採取し、感染の原因となっている細菌を早急に特定するとともに、どの薬剤が最も有効かを調べます。
 また、同じような症状が出る内因性真菌性眼内炎や、悪性リンパ腫(しゅ)などと慎重に区別していきます。
 眼科の医師による治療では通常、視力を守るために、第1選択の抗菌剤による治療を直ちに開始します。極端な場合、数時間の遅れが、回復不可能な視力の低下につながることがあります。
 第1選択の抗菌剤としては、グラム陰性桿菌が起炎菌と推定される場合は、アミノグリコシド系薬のベカナマイシン、ないしセフェム系薬のセフタジジムが選択されます。グラム陽性球菌が起炎菌として推定される場合は、グリコペプチド系薬のバンコマイシンが選択されます。
 後に、感染の原因であると判明した細菌に応じて、抗菌剤の選択を調整することがあります。抗菌剤は、眼内注射、あるいは静脈内注射、または経口で投与します。
 抗菌剤を眼内に注射した後、数日間にわたって痛みを和らげるコルチコステロイド剤を経口で投与することもあります。感染を食い止める確率を上げるため、眼球内部の感染組織を取り除く手術を行うこともあります。




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■用語 内因性真菌性眼内炎 [用語(な)]





[目]体のほかの部分に感染していた真菌が目の中に入り、眼球の内部が炎症を起こす感染症
 内因性真菌性眼内炎とは、体のほかの部分に感染していた真菌が血流に乗って目に波及し、眼球の内部が炎症を起こす感染症。
 真菌は、カビ、酵母(イースト)、キノコなどからなる微生物の総称であり、菌類に含まれる一部門で、細菌と変形菌を除くものに相当します。葉緑素を持たない真核生物で、単細胞あるいは連なって糸状体をなし、胞子で増えます。
 この真菌が全身感染により、血行性に目の中に入って起こるのが、内因性真菌性眼内炎。そのほとんどは、糖尿病を患っている、抗がん剤投与を受けている、肝臓や心臓に感染症を起こしている、体が弱り免疫力が落ちている、血管内カテーテル(栄養のチューブ)が挿入されているなどで起こります。
 原因となる真菌は、皮膚や腸管に普通に存在しているカンジダが多く、次いでアスペルギルス、クリプトコックス、フサリウムなどが続きます。
 内因性真菌性眼内炎を発症すると、目の症状が出る前に、発熱することが多く認められます。発熱のほかに全身症状が出ることもあります。
 続いて1週間前後で、目の前に蚊など小さい物が飛んでいるように見える飛蚊(ひぶん)症や、視界に霧がかかっているように見える霧視などの症状が出ます。
 眼内の炎症が悪化すると、ひどい目の痛み、明るい光の非常なまぶしさ、充血、目やに、視力低下を自覚するようになり、さらに進行すると、視力の部分的な欠損があり、視力の完全な欠損によって失明を起こすこともあります。
 一般的に、内因性の真菌性眼内炎は程度の差こそあれ、両目に生じることが多いのが特徴です。片目のみに生じ、視力低下が軽度の場合には、ほとんど自覚症状がないため、発症に気付くのが遅れがちになります。
 飛蚊症が出た時期に眼科を受診し、適切な治療を受ければ、ほとんどのケースで治癒します。しかし、数日から数週間の単位で進行し、重症になった場合は、最大限の治療を施しても目を救えないこともあります。
[目]内因性真菌性眼内炎の検査と診断と治療
 眼科の医師による診断では、内因性真菌性眼内炎が疑われる場合には、問診で全身的な要因の有無や、血管内カテーテルの使用有無、発熱の有無を確認します。
 確定するためには、目の表面を拡大して見る細隙灯(さいげきとう)顕微鏡を用いて眼球を丹念に調べ、瞳孔(どうこう)を開いた散瞳下の精密眼底検査を行います。
 続いて、分泌液の培養検査を行います。場合によっては、抗体検査やDNA検査も行います。
 分泌液の培養検査では、眼球内の前方にある液体である房水や、眼球後部の内部にあるゼリー状の組織である硝子体(しょうしたい)から採取し、感染の原因となっている真菌を早急に特定するとともに、どの薬剤が最も有効かを調べます。
 眼科の医師による治療では通常、視力を守るために、抗真菌剤による治療を直ちに開始します。極端な場合、数時間の遅れが、回復不可能な視力の低下につながることがあります。
 原因となる真菌はカンジダがほとんどですので、第1選択の抗真菌剤としてトリアゾール系薬剤のジフルカンを用います。
 後に、内因性真菌性眼内炎の原因であると判明した真菌に応じて、抗真菌剤の選択を調整することがあります。ジフルカンが無効な場合は、ほかのファンギゾン、アンコチル、フロリード、イトリゾールなどの抗真菌剤を選択します。
 抗真菌剤は、眼内注射、あるいは静脈内注射、または経口で投与します。抗真菌剤を眼内に注射した後、数日間にわたって痛みを和らげるコルチコステロイド剤を経口で投与することもあります。
 感染を食い止める確率を上げるため、眼球内部の感染組織を取り除く手術を行うこともあります。




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