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■心身を癒す2 [心身を癒す]





[リゾート]自然治癒力を活用する
●疲れた時は休養で生命の「気」を養う
 特に、自己意識が過剰な人、自我意識が強い人、社会性意識がたくましい人は、注意すべきである。彼らには、真の健康や真の安らぎを味わうことができない。
 自己意識や自我意識、感情などという人間の心が、心理から生理現象へと及んで、神経症やノイローゼというような病気を引き起こす、という事実を知らなければならない。病気、あるいは健康というものに対する心理的な影響は大きく、人間の心の作り出す間違いから肉体が影響を受けて、神経が過敏になったり、細胞自体が疲労こんぱいして、肉体の秩序性が狂ってくるために機能が弱まって、二十四万種以上もの諸病を引き起こすのである。
 現代社会に、心の病気が肉体に及ぶ心身症が激増したり、ストレスで倒れる人、自殺まではかる人が増えているのは、すべて自己意識や自我意識、感情などという心がありすぎるからである。
 こうした心の煩いや、「気」の疲れに、無理は禁物。疲れたら休むというエネルギーの転換法を実行することが、ぜひとも必要だ。
 “病は「気」”からと私が繰り返すのは、病気になるのも、治すのにも、生命の元なる「気」がいかに大切か、ということを指し示したいからである。
 疲れたら休んで生命の元であり、生命の根源たる「気」を養い、体の中の圧力を除くことが最善。たとえ肉体の圧力が微弱なものであろうと、度重なって加えられることによって内にこもると、機能障害や病気の原因になる。
 圧力は、なるべく小さいうちに取り除かなければならない。吐息をつくとか、あくびをするとか、放屁(ほうひ)をするとか、背筋を伸ばすとかすればいい。これらはすべて、肉体が自然に行う圧力の解消作用なのである。
 私たち人間の肉体にはおのずから、宇宙天地大自然に従ったリズムや、原則があり、「今、こうしないといけない」という規則があるから、それを活用して自分で病気を防ぐのである。
 わけても、疲労を回復する何よりの秘訣は、「疲れたら休む」、「早く寝る」ということに尽きるであろう。
 誰もが疲れたら休めば、働きと疲れが楽しく、休養の味も楽しく感じられるようになる。そうして早く寝床に入って、翌日の仕事や学業に精を出したら、楽しく楽に能力が発揮され、能率もぐんと上がる。日進月歩、人間はかくして伸びる。
 働く時には十分に働き、休む時には十分に休む。こちらも、宇宙天地大自然から「気」という他力を得るために必要な、そして重要な条件である。
 逆に、働きすぎて、ろくに休まない、眠らないというような状態においては、肉体の自然機能は働かず、自然作用は起こってこない。従って、他力もまた起こらない。「ゆっくりと休む、静かに休む」、「早く寝る、十分に寝て体力を練る」ということができない人間の性格は、己自身に対して日々、大変な無理、非道を積み重ねているのである。貴重な時間の無駄のみならず、大切な生命の消費でもある。
●病気の時は肉体の自然治癒力を高める 
 無理と非道の集積で病気にかかってしまった時は、医者も薬も大切には違いないが、この宇宙天地大自然界には医者を超えた医者、薬を超えた薬のあることに、ぜひとも気付いてもらいたい。
 すなわち自然治癒力。自然治癒力とは、人間を創造した根源の力であり、自然現象、自然機能、自然作用というものである。十全、完璧に治す力は、まさにこの力しかないのである。
 「病気を治す」のが医者の使命ではあるが、人間の生命の法則、患者の生きる法則に従って、「適切な手当てをする」、「最善の治療を施す」というのが、彼らの職分である。
 なぜなら、私たち人間の肉体には生まれながらにして、病気を治す力、病んだ体を治癒する力が、自然に備わっているからである。医者や医薬は、病人の治癒反応に触媒作用を及ぼし、治癒を妨げているものを取り除くことはできるが、最初から持っていないものを与えることはできない。肉体が備え、潜在させている霊妙不可思議な自然治癒の反応力、再生・復元力、適応力といったものを、何人も決して無視してはいけない。
 では、病人が自らの体に自然の力、自然現象、自然機能、自然作用を充実し、高めていくには、どうしたらよいのだろうか。 
 第一には、頭であれこれ取り越し苦労をしないこと。「私は本当に治るのだろうか。もう手遅れなのではないか」などと、よくない考えを捨てるように努めることだ。「私を癒す偉大な力は、私自身の体の中にある」と、達観していればよいだろう。体を投げ出して、「自然に任せ切る」という心境になれれば、泰然自若としていられるものだ。
 第二に大切なのは、呼吸を整えること。自然治癒力という自然現象を引き出す方法には、食事療法、物理療法、運動療法などがあるが、最も重要なのは、実はこの呼吸法である。
 簡単にいうと、深く、大きく、静かに息を吐き出す。出し切ったところで、吸うことを考えないでも、無限小の「気」を含む大気は自然現象、自然作用として、外から入ってくる。
 この呼吸を静かに行う。一分間に吐いて吸う呼吸が、五回程度がよいと思う。この場合、吐く時間が十秒ほど、吸い込むのが二、三秒で、一分間に五回程度の呼吸になる。
 生かす力も、治す力も、目には見えないが命の絆(きずな)である呼吸から、人体に運ばれる。最初は自分のペースの呼吸で、体質を考慮して苦しくないように加減しながら、次第に調子を整えて、常時、実行してほしい。
 病む人は何よりも、生かす力とともに生きる力を呼吸で充実することに専念し、回復の土台となすこと。そして、つまらぬことを気にしないで、ひたすら養生するのが、病む人の道ということになろう。
 それで元気になれるのは、この肉体に、あるいは肉体の中の諸器官に、すべて一つひとつ、別々な自然機能があるからこそである。
 自然機能は、私たちが生かされている宇宙天地大自然から与えられているものであるので、自然作用によって生きさえすれば、この機能が立派に働いて、はじめから病気をすることなどもないはずである。つまらないことに悩んだり、捕らわれたり、迷ったり、苦しんだりすることもないはずである。
 人間の肉体にある微妙な感覚というものが、この肉体に本当に働いているならば、いちいち神経を使わなくても、肉体の生命機能、すなわち生かされているという自然作用だけで、立派に生き抜くことができる。
 私たちは、自らの肉体の自然機能や自然作用が百薬に勝る働きをしている事実に、着眼すべきである。この人間の身体組織が持つ天性の復元力、つまり病気やけがを自然機能の働きで治してしまう不思議な能力について、もっと認識を深める必要がある。
 現代の医学で原因のわからぬ病気については、やはり宇宙天地大自然の力を借りて、治す以外にはない。人間の肉体は小宇宙、小天地であるといわれるように、身体組織は常に安定と平衡を指向しているもので、それこそ肉体に具現した宇宙天地大自然の摂理なのである。




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