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■仕事を楽しみに変える [やる気を出す]





■自信を持ち、肯定的になるためには、とにかく最初、ささやかでいいから、小さな成功を実際に体験することだ。■
 人間が肯定的になるためには、どんな小さなことでもかまわないから、かつて成功した体験を自分の心の中で大きくイメージし、それを何度も積み重ねていくことだ。
 何も、大きな成功を経験している必要はない。ちょっとした交渉を達成した経験や、小さな企画の成功を意識的にイメージすればいい。あるいは、過去の自分の体験中、うまくいったことを可能な限り思い出してみればいいのだ。
 やがて、自分の成功イメージを心の中に描くことができるようになれば、自然と「やれそうだ」、「できそうだ」と思えるようになってくるはず。この状態は、もう半分やる気が出た状態だといっても過言ではない。
 同じ意味で、ビジネスマンや学生が自信を持ち、肯定的になるためには、とにかく最初、ささやかでいいから、小さな成功を実際に体験することだ。その成功を重ねていくと、だんだん当人の意欲、積極性に火が付いてくるのである。
 人間は仕事や勉強を手掛ける時、滑り出しでつまずくと、嫌気が差してしまいがちだが、最初の段階である程度の成功を収めると、後は調子に乗ってどんどん進んでいく。
 ほんのささいなことでも成功したり、うれしい気持ちにさせられた体験は、その人間の行動を大きく変えるもの。絵や作文などで学生時代の教師にほめられたために、その気になり、一生懸命励んでいるうちに一流の画家や作家になったなどというのが、好例といえるだろう。
 人生の夏を生きる大人でも、一つの仕事をうまくこなして勢いがつくと、全く別の仕事もうまくこなせるようになる傾向が強い。分野は何でもかまわない。ともかく、うまくいくことが大切。
■理屈はよくわかったとしても、体が思うように動かないということがある。頭で覚えても体が覚えなければ、身に着かないのである。■
 仕事に取り組む際には、自分の得手とすること、やりやすいことから手掛けるのも一案である。パソコンが得意な人なら、キーボードを打つことから始めればよい。最初に、ある程度の仕事をこなしたという実績が、次の仕事へ向かう意欲、自信を湧かせ、やる気の出やすい状態を作ってくれる。
 この自信をつけるために手掛けることは、何も仕事に関係したことばかりに限る必要はない。自分の趣味のことでもいいのである。釣りが得意な人ならば、月曜日に大事な会議の発表が控えていたら、前日の日曜日に海や川に魚釣りに出掛けるのもいいだろう。
 また、ここ一番の場面で、常に自信を持って発言、行動できる自分をつくるためには、慣れるということも大切。昔から「習うよりは慣れよ」といわれる通り、自ら経験して知り、慣れることが、日常生活のいろいろな場面で重要な働きをしていることを、再認識してもらいたい。
 人前で歌う、話すはもちろん、仕事、スポーツ、家事など、多少なりともテクニックを要するものは、すべて慣れが影響する。本や人の話などで理屈はよくわかったとしても、体が思うように動かないということがある。頭で覚えても体が覚えなければ、身に着かないのである。
 体で慣れるためにも、成功イメージを描くことが有効だから、スポーツ選手がよく行う練習方法で、イメージ・トレーニングというのを利用してみるのも一案。イメージ・トレーニングは、自分の理想とするスタイルと状況を想定し、何度も反復する方法で、頭でイメージして体も一緒に動かすことが、大切な要領である。
 実生活でもかなり応用できるので、「会議などの席上で思うようにしゃべれない」というような人物は、ぜひ練習してほしい。注意するのは、頭ではなく、声を出しながら肉体で覚えるという点である。
■精神と肉体のバランスが悪ければ、「気」は働かない。「気」が入らない。人が飛躍する時、「気」が働かなければ、事は成就しない。■
 自らの肉体で覚え、自信をつけて、本番でも積極的に行動すれば、あがることも少なくなって、人間は成功をつかんでいくものである。
 結局、成功につながる考え方は、積極的な考え方、つまりポジティブな思考ということになる。前向きで広い考え方、成功も失敗もすべてプラスにする考え方が、大切なのである。
 例えば、何かをする過程を努力と感じるか、苦労と感じるかの違いである。努力とは積極的でポジティブな考え方であり、苦労とは消極的でネガティブな考え方。仕事上でも日常生活でも、苦労は誰でも避けようとするだろうし、一度した苦労は二度としたいとは考えないものである。人の一生を考えた場合、この違いは大きな差となって表れるはずだ。
 なぜ、積極的な物の考え方をすると、いい結果が得られるのだろうか。やる気の原動力となる気力が、充実する効用である。気力の充実は、生き生きとした精神と肉体があってこそ可能になる。積極的な考え方をすることで、心身に張りが生まれ、はつらつとして事に臨む気力、やる気が生まれるのである。
 人間の体の内と外には、「気」という神秘なるエネルギーが存在する。人間が発散しているこの気体は、光背とかオーラとか呼ばれ、目で見ることができる人もいる。
 「気」は、人間の生命力の源であり、精神と肉体のバロメーターでもある。人間の能力をフルに生かし、やる気を燃やすためには、この気力を充実させなくてはならない。運を含めて、人間のあらゆる可能性を開くのは、「気」の強い、弱いにかかわるといっても過言ではない。
 精神と肉体のバランスが悪ければ、「気」は働かない。「気」が入らない。人が飛躍する時、「気」が働かなければ、事は成就しないのである。自信がなく、半信半疑で行ったことが成功しないのは、「気」が入らないからである。
 積極的な考え方とは、「気」を高める、あるいは生かすための考え方の一つなのだ。
 この積極思考のできる人は、自分の運命を他人にゆだねたり、環境のせいにしたりしない。悪い方向への兆しでも、それを前向きに受け止めて成功を勝ち取り、病気さえも乗り切るだろう。積極的な考え方は、体内のホルモンの分泌を促進し、肉体の治癒力を高めるのに役立つからである。
■やる気が出てこない状態の時でも、取り組む課題の重要性を認識することで、かなり強いやる気喚起を行ったのと同じことになる。■
 何か事をなすに当たっては、積極的な考え方で気力を充実させて臨むとともに、今から取り組む課題がどのくらい重要で、価値のあるものかを知ることも、大事になってくる。
 「書類を作成するなんて、つまらない仕事だ」と否定的に考えたならば、取り掛かる時に気力が充実し、やる気が出るどころではない。ダラダラと仕事をして、つまらないミスを繰り返したりする。
 そもそも、人間の心理というものは、つまらないことや、簡単にできるやさしいことを前にしては、いくらやる気を出したつもりでも、やる気が高まらないのが普通なのだ。
 逆に、「この書類一枚がなければ、会社の仕事は動かないし、私が少しでもミスをすれば、会社や取引先に迷惑をかけることにもなる」と考え、自分の仕事が重要だと認めれば、自然に書類を作成するのにも積極的になり、やる気が出てくる。
 すなわち、やりたくない気持ちが強くて、なかなかやる気が出てこない状態の時でも、取り組む課題の重要性を認識することで、かなり強いやる気喚起を行ったのと同じことになるのである。
■人間は心理的に、先行きの予測が立たぬことに対して強い不安を抱くもので、それが行動意欲の減退につながるケースが多い。■
 同様に、自分が取り組もうとしている課題の全体像を把握し、その結果をある程度予測することも、重要になってくる。人間は心理的に、先行きの予測が立たぬことに対して強い不安を抱くもので、それが行動意欲の減退につながるケースが多いからである。
 一つの仕事に取り組む場合でも、全体の見通しが立つ条件と見通しが立たない条件とでは、仕事の結果に大きな差が出る。
 まだ体験したことのない仕事をする際には、経験した人の話を聞くなり、自分で調べたりして、情報を少しでも多く集め、新たに挑戦する課題の全体の見通しを持つようにすればよい。経験者や情報がない場合は、自分の過去の体験から類似したケースはなかったかと、思い出してみるのもよい。
 仕事の全体像をイメージでき、どこでどのくらい力を入れたらよいかが予測できてこそ、やる気も効果的に喚起できるというものだ。
 自分の仕事の全体像をイメージできない例として、「大企業病」という言葉がある。企業が巨大になりすぎると、社員たちが自分の役割分担を見失ってしまうのが、病気の最大の原因である。
 無論、やるべきことは上司から指示されてわかってはいても、その仕事が大きな組織の中で、どのくらい重要性を持つのか、見当がつかなくなってしまう。こうなると人間は、仕事に創造的な喜びを見いだせず、いわゆるルーチンワークをこなすだけになってしまう。そんな社員ばかりになれば、組織全体の生産効率が目に見えて落ちるのは必然。
 自分の取り組んでいることに何の意義も感じず、自分の達成したことがどの程度、会社や社会の役に立っているのかがわからなくては、仕事に意欲を出して頑張ろうとしても、無理なのは当然だ。
■自分の役割の重要性、価値を認識しながら仕事に臨めば、意欲的に、楽しく業務を遂行できる。■
 反対に、自分の仕事が必要とされていると理解できれば、人間は大いにやる気も湧いてくる。特に中小企業の中に多いが、社員一人ひとりが組織の中での役割を把握し、「自分がやらなければ」という気持ちで働いている会社は、必ず発展する。
 自分の仕事が確かに、社会の役に立っている。自分が製品を作ることで、喜んでくれる人がいる。こうした意識を持てるか否かは、仕事の張り合いにも大きくかかわってくる。張り合いや、やりがいは、他人から与えられるのをただ待っていても、致し方ないだろう。
 どのような仕事に携わっていようとも、要は自分の見方、考え方次第。あえて自ら、自分の仕事をつまらなく考える必要はない。
 自分の会社の製品を喜んで使ってくれているお客の姿を、想像してみよう。自分が仕事をしなければ、会社の中で支障を来したり、迷惑をかけたりする部署が必ずあることを、考えてみよう。
 イメージしてみるだけでも、組織の中の一員としての、自分の仕事の重要さを意識できるはず。自分の役割の重要性、価値を認識しながら仕事に臨めば、意欲的に、楽しく業務を遂行できることだろう。
■喜びとして、また自己の創造力の表現として見ることによって、仕事を楽しみとすることができ、そこから人生と仕事に対するゆとりが生まれてくる。■
 労働するということは、本来楽しい、面白いことである。これを苦しい、つまらないものにしているのは、人間の自己意識のなせる業なのだ。すなわち、仕事が楽しいかどうかは、無意識に仕事をするか、自己意識で仕事をするかに、大きくかかわってくる。
 宇宙天地大自然世界に生かされている人間は、本来、楽しく生きられる配慮を自然から与えられているのである。単調な仕事であっても、この他力に身をゆだね、やる気を燃やし、「気」を入れて能率よく働けば、知恵が身に着くし、楽しさも湧いてくる。他力を自力として生きるためには、日々の現実から逃避してはならない。
 こうして己の職業を天職と確信し、迷わず努力してゆけば、必ず仕事がよくわかるようになってきて、上手になる。上手になれば、この仕事は自分に適していると思うようになり、さらにやる気も出て面白くなってくる。そうなれば、もはや仕事は苦労ではなくなり、道楽に変わるというものである。職業の道楽化は人生の最大幸福である、ともいえる。
 「よし、やろう」と決意した仕事が見事に完成した時の、あの素晴らしい楽しさは、誰にも体験があるだろう。汗水を滴らせての艱難(かんなん)辛苦の後に、ついに険しい頂上を極めた時の感激はどうか。「万歳」と叫ばずにはおれないだろう。
 ここに、仕事にやる気を出し、楽しみ多いものにするコツがあるわけだ。「しなければならないからやる」という態度で仕事をするのではなく、努力に対する満足感、完成した場合の快感のために物事をやるように、心の持ち方を変えてみることである。
 スポーツは自分の満足のためにやっているからこそ楽しいのであって、もしこれが強制的に課せられた労働だったら、必ずしも楽しいものではなくなるだろう。同じことが、仕事にも当てはまる。
 喜びとして、また自己の創造力の表現として見ることによって、仕事を楽しみとすることができ、そこから人生と仕事に対するゆとりが生まれてくる。実際にそうしている人々の例も、たくさんある。
 労働と遊びとの相違は心構え一つにかかっている、ということをよく覚えておいてもらいたい。遊びはやることを楽しむものであり、労働は「しなければならないもの」である。
■仕事に命を懸けるぐらいの覚悟があるならば、物事に取り組む態度が、おのずと真剣になる。従って、考え方が一新し、創意工夫も次々に生まれてくる。■
 人生を豊かにし、ゆとりを持つために、彼や彼女がしなければならないことは、仕事を遊びに変えることである。
 私の場合、働くことのほうが遊ぶことよりも面白い。誰もが会社のために働くということは、直ちに自分のためにもなる。懸命に会社の仕事をし、それを通じて自己を磨く。そうして、絶えず向上しようと心掛けることだ。
 やる気に満ちた、精力的な活動家といわれる人物を観察してみると、そういう人は決して無駄で余計な意識を使わず、明るく活発な「気」を集中させながら、自我意識を捨てて仕事に取り組んでいる。そして、全精力をその日一日の仕事に使い切る。これが大切なコツ。中途半端はいけない。手抜きやサボタージュは、肉体を一時的に楽にはしても、「気」の流れを妨げ、心に油断を与えることになる。
 その日一日の仕事に全精力を使い切るという心掛けの人は、性格も素直で明るく、健康で賢明で、社会的に成功者が多い。もちろん、肉体は疲れる。へとへとに疲れ切るが、そういう人の肉体は一晩ぐっすり寝ると、疲労そのものが明日のエネルギーに変換しており、前日楽をして疲労しなかった人よりも元気で、精力的に働けるものである。
 仕事に命を懸けるぐらいの覚悟があるならば、物事に取り組む態度が、おのずと真剣になる。従って、考え方が一新し、創意工夫も次々に生まれてくる。
 命が生きて働いてくれるからだ。それは、命、すなわち人間の体、肉体が汲(く)めども尽きない力と知恵を発揮してくれる、という意味である。




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