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■群馬大病院の腹腔鏡手術、死亡率が平均の18倍に上る 学会が全国調査 [健康ダイジェスト]

 前橋市にある群馬大学附属病院で、腹腔鏡による肝臓の手術を受けた患者8人が死亡した問題で、病院の手術の死亡率は全国平均のおよそ18倍に上ることが、日本肝胆膵外科学会が行った全国調査の結果わかりました。
 群馬大学附属病院では、昨年6月までの4年間に腹腔鏡による肝臓の手術を受けた患者8人が死亡し、その死亡率は8・6パーセントに上っていました。
 この問題を受け、日本肝胆膵外科学会は難易度の高い手術を安全に行えると学会が認定した全国214の病院を対象に、死亡率の調査を行いました。
 その結果、腹腔鏡を使った肝臓の手術の死亡率は全国平均が0・49パーセントで、群馬大学附属病院の8・6%という死亡率は、平均のおよそ18倍に上っていました。
 また、難易度が高く、安全性や有効性が十分に確認されていない保険適用外の手術に限ってみますと、全国平均の死亡率は1・45パーセントで、群馬大学附属病院の13・8パーセントは、平均のおよそ10倍に上っていました。
 日本肝胆膵外科学会理事長の宮崎勝・千葉大教授は、「難易度の高い手術に対して、腹腔鏡を使った結果、このように高い死亡率になった可能性が考えられる」と話しています。
 学会が難易度の高い手術を安全に行えると認めた214の認定施設には、群馬大学附属病院も含まれていましたが、学会は認定を取り消すことを決めました。
 群馬大学医学部附属病院では、昨年6月までの4年間に、40歳代の男性医師が執刀した腹腔鏡を使った肝臓の手術を受けた患者8人が亡くなっており、このうち3人は日本肝胆膵外科学会の腹腔鏡を使った手術の全国調査で、患者の9・76パーセントが死亡したことが明らかになった胆管の切除を伴うものでした。
 胆管は肝臓から伸びる管で、特に肝臓の出入り口にある「肝門部胆管がん」の手術は、難度が高いとされています。
 病院の調査委員会の最終報告書によりますと、胆管の切除を伴った手術で3人が亡くなっており、このうち肝門部胆管がんと診断された1人について「医師は複雑な操作が比較的少ないと考えて腹腔鏡を使った手術を選択したが、難度の高い手術で、肝門部胆管がんでは腹腔鏡を使った手術の安全性は確立していない」と指摘した上で、「開腹手術が妥当だった」などとする見解を示していました。
 40歳代の男医師は現在、業務停止の処分中で、患者の診療などには当たっていないということです。

 2015年3月24日(火)




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