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■アルツハイマー病の原因物質、薬剤投与で人から人に感染か 英研究 [健康ダイジェスト]





 アルツハイマー病の原因とされる特殊なタンパク質が、30年前まで使われていた薬剤の投与によって、人から人に感染していた可能性があると、イギリスの研究チームが発表し、さらなる研究の必要性を呼び掛けています。
 これは、イギリスのロンドン大学などの研究チームが9月9日付のイギリスの科学雑誌ネイチャー電子板に発表しました。
 研究チームは、子供のころ、身長の伸びに問題があったため成長ホルモンの薬剤を投与され、その後脳の組織が破壊される難病、クロイツフェルト・ヤコブ病を発症して死亡した36歳から51歳の患者8人の脳を調べました。
 その結果、患者8人のうち7人で、高齢ではないのに脳内に、アルツハイマー病の原因とされるアミロイド・ベータという特殊なタンパク質の蓄積が確認されたということです。成長ホルモンの薬剤は、人間の遺体の脳下垂体の細胞から抽出したもので、混入した異常なタンパク質によって、神経難病のクロイツフェルト・ヤコブ病を発症する報告があったため、30年前に使用が中止になりました。
 調べた患者には、比較的若い年齢で、アルツハイマー病を発症するリスクを高める遺伝子の変異がなかったことなどから、研究チームは「子供のころに投与されたこの薬剤にアミロイド・ベータの「種」が混入して感染した結果、蓄積が進んだ可能性がある」としています。
 調査した研究者は、「今回調べた患者は特殊な事例で、アルツハイマー病が人から人に感染することを示したわけでは決してないが、発症のメカニズムをさらに研究する必要がある」と呼び掛けています。

 2015年9月13日(日)
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