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■動物の体内で人間の臓器作製、国内での研究解禁へ 文部科学省 [健康ダイジェスト]





 人間に移植するための臓器を将来的に動物の体内で作り出す研究などを進めるため、文部科学省の専門委員会は、人間の細胞を混ぜた動物の受精卵を動物の子宮に戻すことを認める報告書の案を大筋で了承しました。
 アメリカなどでは、移植手術に使われる臓器をブタの体内で作り出す研究が進んでおり、文科省は今後、国内での研究を解禁することにしています。
 特定の臓器ができないよう遺伝子操作した動物の受精卵に人間の細胞を混ぜた「動物性集合胚」の研究は、移植手術に使われる膵臓や腎臓などの臓器が不足していることから、ブタなどの動物の体内で作り出すことを目指して、アメリカなどで積極的に行われていますが、国内ではこれまで、動物性集合胚の作製は認めるものの、動物の子宮に戻して誕生させることは文科省の指針で禁止してきました。
 文科省で29日開かれた専門家の委員会で、「動物性集合胚」の研究をどこまで認めるか検討を行い、報告書の案を大筋で了承しました。
 これまでの方針を転換して、「動物性集合胚」を動物の子宮に戻し、人間の細胞を持った動物の誕生を認めることを盛り込んでいます。一方で、動物の体内で人間の脳神経を作る研究については、人間なのか動物なのか区別できない生物が生まれる危険性がないか、海外での研究の事例を確認して行うべきだとしています。
 また、生まれてきた動物の生殖細胞については、人間の精子や卵子が混ざっている可能性があることから、当面、受精させることを禁じています。文科省は今後、広く一般の意見を求めた上で指針を改定し、国内での研究を解禁することにしています。
 専門委員会の主査で、国立精神・神経医療研究センターの高坂新一名誉所長は、「意義のある研究なので、解禁する方向で認められた。人間と動物の区別がつかない動物ができないよう、委員会としても指針に基づいてチェックを行っていきたい」と話しています。

 2018年1月30日(火)
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