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■アトピー性皮膚炎、中高生が過去最多で幼稚園児は過去最少 文科省調査 [健康ダイジェスト]





 アトピー性皮膚炎を発症している中高生の割合が過去最多となったことが、文部科学省が21日公表した2018年度学校保健統計調査(速報値)で明らかになりました。一方、幼稚園児は過去最少で、文科省は「幼少時に清潔な環境で育ち、免疫を獲得できずにアレルギー疾患となる子供が増えている可能性がある」と指摘しました。
 調査は4~6月、全国の国公私立の幼稚園や小中高などの児童・生徒を対象に実施。全体の25%に当たる約342万人を抽出して、健康状態を確認しました。
 アトピー性皮膚炎の発症者は中学校2・85%、高校2・58%で、いずれも過去最多となりました。小学校は最も割合が高く、前年度比0・14ポイント増の3・40%でした。一方、幼稚園は2・04%で、過去最少となりました。
 文科省の担当者は、「はっきりした要因は不明」としつつも、専門家の意見として「抗菌、除菌グッズが増え、子育て環境は清潔になっている。こうした環境で育った子供は免疫を十分獲得できず、成長過程でアレルギー体質になりやすいといわれる」と説明。幼稚園児のアトピー性皮膚炎が減っていることについては、「保護者に保湿などスキンケアの意識が広がったためではないか」と指摘しました。
 アレルギー体質の子供は耳や鼻の疾患にもなりやすいとされ、今回の調査では耳疾患が小学校と中学校で、鼻腔(びくう)・副鼻腔疾患が小学校と高校で過去最多となりました。

 2018年12月22日(土)
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