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☐用語 咽頭異物 [用語(あ行)]





[喫茶店]異物が誤って咽頭に引っ掛かった状態
 咽頭(いんとう)異物とは、誤って飲み込んだ異物が、のどの入り口辺りの咽頭に引っ掛かった状態。異物の大きさによっては、肺に通じる空気の通り道を大きく障害することがあり、窒息の危険性を伴うこともあります。
 咽頭異物は、さまざまな物を原因として起きます。日本では、食生活が関係して魚の骨が多くを占めることが報告されています。咽頭異物は多くの年齢層で生じますが、魚の骨による咽頭異物は各年齢層にみられ、多くは口蓋扁桃(こうがいへんとう)か舌根に引っ掛かります。
 また、入れ歯や薬の包装などによる咽頭異物は、特に高年齢層において生じることが多くなっています。乳幼児では、おもちゃや硬貨、シール、ボタン、針、ボタン型電池などが原因となることが特徴です。食べ物であるのかないのかの判別がつかず、何でも口に入れてしまう乳幼児の特性を反映しているといえます。
 異物を飲み込んだ直後から、咽頭に物が引っ掛かった感じが現れたり、咽頭に激しい痛みが現れたり、症状はさまざまです。異物を飲み込んだ際にむせ込んだり、せきが出たりすることもしばしばあり、異物の大きさによってはのどをふさいで、呼吸困難や窒息を生じることもあります。
 乳幼児や認知症を患う高齢者の場合、本人や周囲の人が気付かないうちに異物を飲み込んでいることもあります。その場合、長引くせき、ヒューヒュー、ゼーゼーという喘鳴(ぜんめい)、かすれ声などの症状で認識されることがあります。高齢者の場合、本来はあるはずの入れ歯がなくなっていることから、咽頭異物が疑われることもあります。
 小さな魚の骨ぐらいなら、ご飯をそのまま飲み込めば取れることがあります。また、勢いよくせきをすると取れることもあります。激しく痛み、なかなか取れない場合、あるいは乳幼児や高齢者が異物を飲み込んだ可能性がある場合は、すぐに耳鼻咽喉(いんこう)科を受診してください。異物は引っ掛かってすぐなら見付けるのは比較的簡単ですが、時間がたっていたり、深く刺さっている場合には発見が難しいこともあります。
[喫茶店]咽頭異物の検査と診断と治療
 耳鼻咽喉科の医師による診断では、咽頭に引っ掛かった物、その大きさ、痛みの部位などを詳細に問診します。異物を飲み込んだという状況が明確でなくても、せきが長引く、呼吸が苦しいといった症状がみられる場合は、咽頭異物を疑います。
 咽頭異物が疑われる場合は、X線(レントゲン)検査、CT(コンピュータ断層撮影)検査といった画像検査を行います。針、ボタン型電池など異物の種類によっては、画像検査によって異常構造物を指摘することが可能な時もあります。また、口から直接、あるいは鼻から鼻咽腔ファイバースコープを挿入し、異物を探すこともあります。
 耳鼻咽喉科の医師による治療では、咽頭異物が確認された場合、すぐに異物を除去するための処置を行います。具体的には、口から直接、あるいは鼻から鼻咽腔ファイバースコープを挿入し、鼻咽腔ファイバー内から異物をつかむ鉗子(かんし)を挿入して異物を摘出します。
 異物が体の奥深くに入り込んでしまったり、先がとがった構造で咽頭に引っ掛かり、鼻咽腔ファイバースコープを用いての摘出が困難な場合には、手術を行います。
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