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■光を当てて血管を透視し、リアルタイムで映像化 奈良先端大が技術を開発 [健康ダイジェスト]




 
 人体に光を当てた際の反射の時間差を利用して内部の血管を透視する技術を、奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市)の研究チームが開発しました。血管の様子を映像としてリアルタイムで確認でき、血管が細い高齢者や子供の注射や点滴などで活用できそうです。市販のカメラとライトを使い、数万円の費用で製作可能といいます。
 アメリカ・カーネギーメロン大学との共同研究。一つの光源を動かしながら体の表面に当てて映像を撮ると、光の照射と撮影のタイミングが同じなら通常の映像が撮影されます。開発した技術では、撮影を照射のタイミングから1000分の1秒程度遅らせると、体の表面から数ミリ奥に当たって反射した光が捉えられるといいます。体の表面で反射した光はあまり映り込まないことから、体の表面から数ミリ奥にある血管の様子を透視するように撮影できます。
 こうして捉えた映像では、心臓の動きによって起きる血管のわずかな動きも把握でき、体に触れることなく脈拍を計測することもできました。通常の可視光線を使うため、X線などと違って健康への影響も心配なく、安価なシステムのため、発展途上国の医療現場でも導入が容易といいます。
 研究チームのリーダーで、画像情報処理が専門の久保尋之助教は、「医療関係者からは、注射や点滴だけでなく、下肢静脈瘤(りゅう)の検査にも応用できるのでは、との声も受けた。より強い光や体内を透過しやすい近赤外光を使うなどし、より深い部分の透視が可能か研究を進めている」と話しています。

 2019年5月18日(土)
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