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■用語 短小陰茎 [用語(た行)]



[バー]男性の陰茎が年齢相応の平均サイズよりも小さな状態
 短小陰茎とは、男性の陰茎が年齢相応の平均サイズよりも小さな状態。
 医学的に疾患と認められているものではなく、個人差の範囲にすぎない状態を指している場合も多く認められます。医学的に疾患と認められている状態には、矮小(わいしょう)陰茎があります。
 矮小陰茎のほうは、男性の陰茎が基準サイズよりも大幅に小さい状態にあり、生殖や性行為に支障を来す性機能疾患として認められている疾患の一つです。
 陰茎の形態は正常であるものの、陰茎の大きさが平常時はもちろん、勃起(ぼっき)時でも一定の基準サイズよりも小さく、成人男性で勃起時の長さが5センチ以下のものが、矮小陰茎と定義されています。勃起時でも長さ太さともに5ミリに達せず、陰嚢(いんのう)に埋没して、外見上は生まれ付き陰茎を所有しない陰茎欠損症に見える極端な例もあります。
 性腺(せいせん)からのホルモンの分泌不足によって起こる性腺機能低下症が、原因と考えられています。また、全身的な症候群の一症状として、矮小陰茎がみられることもあります。
 短小陰茎のほうは、生殖や性行為に支障を来すことがなければ、特に疾患として扱う必要性はありませんが、コンプレックスなどの心理的障害のベースになる可能性もあります。短小陰茎に関連した精神的トラウマが、心因性(機能性)勃起障害(ED )の原因になることもあります。
 現在、日本男性の3人から5人に1人の割合で、短小陰茎の悩みを抱えているといわれています。矮小陰茎のように極端に陰茎が小さい状態ではないため、中には、客観的には平均サイズなのに主観的に小さいと思い込み、悩んでいる人も少なくないと見なされます。
 短小陰茎の明確な基準サイズというものは存在していませんが、一般的に最も多く基準サイズとして扱われるのは、日本人男性の平均サイズです。
 陰茎の勃起時の長さの平均は、12センチから15センチといわれています。ただし、多少の幅があり、12センチから13センチが最も多いようで、15センチとなるとかなり大きめのサイズになると思われます。
 12センチから15センチの半分の6センチから7センチ以下であれば、明らかな短小陰茎とみなしていいのかもしれません。
 ちなみに、平常時の場合は、8センチ前後が平均サイズといわれています。こちらは暖かい時、寒い時で、勃起時以上にかなりの差があります。
 では、日本人男性の平均サイズを下回ると、性行為に際してパートナーの女性を満足させられないのかというと、そうともいい切れません。平均サイズを下回っている場合でも、女性側の体のサイズに合ってさえいれば、性行為には問題はないことになります。
 女性の膣(ちつ)の長さにも個人差がありますが、最奥部まではおよそ7センチから10センチとされています。つまり、陰茎の勃起時の長さが10センチあれば、支障はないことになります。
[バー]短小陰茎の治療
 泌尿器科、形成外科、美容整形外科などの医師による治療では、陰茎のサイズを増大し、短小を改善する形成手術を行うのが一般的です。
 形成手術には、長茎手術、脂肪吸引手術、亀頭増大手術、陰茎増大手術などがあります。
 長茎手術では、下腹部に埋まっている陰茎の部分を引っ張り出して、陰茎と恥骨の結合部にある陰茎堤靭帯(じんたい)を補強、固定します。効果には個人差がありますが、手術後は陰茎が下腹部に埋まり込むことがなくなり、平常時で2センチから5センチくらい長くなります。場合によっては、7センチ以上長くなることもあります。勃起時では、約1センチの伸長効果が期待できます。
 脂肪吸引手術では、太ももの付け根を小さく切開し、吸引管を使って恥骨周囲の皮下脂肪を吸引することで、脂肪の中に埋もれていた陰茎を長く見せます。特に余分な皮下脂肪が付いた肥満の人に、有効な方法となっています。
 亀頭増大手術では、高分子ヒアルロン酸を注射で亀頭全体の皮下、あるいは亀頭の一番広がり、くびれた部分であるカリ首(亀頭冠)の皮下に注入します。短小や先細りの人に、有効な方法となっています。亀頭を大きく、硬くすることにより、亀頭に包皮がかぶりにくくなるため、軽度の包茎を治すことができることもあります。
 陰茎増大手術では、高分子ヒアルロン酸やコラーゲン、自己脂肪を注射で陰茎の皮下に注入することで、陰茎を太くします。通常時、勃起時ともに、太くなります。また、注入物により陰茎が重くなりますので、寒い時や緊張した時などに陰茎が縮こまりにくくなります。注入物の層が陰茎への刺激を和らげ、早漏の予防になることもあります。




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■日本脳炎の予防接種、生後6カ月からへの前倒しを推奨 日本小児科学会 [健康ダイジェスト]





 ウイルスを持つ蚊に刺されて感染する日本脳炎の予防接種について、日本小児科学会は、近年患者が報告されるなど感染のリスクが高い地域では、通常3歳で受ける最初の接種を前倒しするよう呼び掛けています。3歳未満の子供が発症した例があることを受けました。
 日本脳炎は、ウイルスを持つ豚の血を吸ったコガタアカイエカなどを介して感染します。感染しても発症するのは100~1000人に1人とされますが、発症すると20パーセントから40パーセントの人が亡くなり、けいれんや意識障害などの後遺症が残ることもあります。
 1966年の2017人の患者報告をピークに減少し、ワクチンの普及もあって1992年以降は年10人以下で推移しています。法律では生後6カ月から接種できるものの、国は標準的なスケジュールを3歳からとしています。
 ただし、2011年には沖縄県で1歳児、2015年には千葉県で0歳児が、日本脳炎に感染しました。
 小児科学会は今年2月、近年患者が報告された地域や豚のウイルス感染率が高い地域では、生後6カ月から接種を受けるよう推奨する見解をまとめました。豚のウイルス感染率については、国立感染症研究所が全国調査を行っており、昨年は千葉県、茨城県、山梨県、静岡県、三重県、福岡県、佐賀県などが80パーセント以上と高く、人への感染リスクも高いとされます。
 小児科学会の見解をを受けて、千葉県は4月、県内の市町村に対し早期接種の検討を呼び掛けました。養豚業が盛んな旭市では地元の小児科医と連携し、乳幼児健診の際に勧めています。佐藤好範・千葉県小児科医会長は。「患者が1人出れば、その周辺に多くの感染者がいると考えられる。ワクチンで防げるものは防ぐべきだ」と話しています。
 静岡県小児科医会も、早期接種を呼び掛けていくことを決定。ホームページなどで周知を始めた病院もある一方、早期接種の呼び掛けは事業主体の市区町村によって、温度差があります。
 予防接種に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「標準的な接種年齢を3歳とした明確な根拠は示されていない。3歳以下でのデータは少ないものの、副反応が増加するなどの影響は考えにくい」と話しています。
 厚生労働省は、「各自治体が判断すること。今のところ、全国的に接種の前倒しを議論することは検討していない」としています。

 2016年8月14日(日)
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