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■温室効果ガスの濃度、また観測史上最高を更新 世界気象機関が発表 [健康ダイジェスト]





 地球温暖化の原因となる二酸化炭素など3種類の温室効果ガスの世界の濃度が、昨年、いずれも観測史上最も高くなったことがわかりました。
 世界気象機関(WMO)は、主要な3種類の温室効果ガスの世界の平均濃度について、各国の気象当局や研究機関が観測した昨年のデータを解析し、22日、年報を公表しました。それによりますと、二酸化炭素が405・5ppm、メタンが1859ppb、一酸化二窒素が329・9ppbと、いずれも一昨年を上回り、世界各地で観測を始めた1984年以降、最も高くなりました。
 このうち、二酸化炭素と一酸化二窒素は1984年以降、毎年、増え続けています。また、産業革命前からは二酸化炭素は46%、メタンは157%、一酸化二窒素は22%増加したとしています。
 温室効果ガスでオゾン層破壊物質でもあるフロンガスの一種「CFC―11」の排出量も公表。ビルの断熱材などに使われ、規制によって2010年には生産量がゼロになり、大気中の濃度は減少していましたが、今回の年報で減少幅が小さくなっていると指摘しました。東アジアでの排出量が増えているとみられるといいます。  
 12月2日にポーランドで開催予定の国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)を前に、WMO高官は、2015年の地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」で設定した、産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑えるとの目標達成のため、各国政府に再び圧力を強めています。
 ペッテリ・ターラス事務局長は声明で、「濃度の増加が止まる兆候はなく、地球温暖化や海面上昇、異常気象の増加などに拍車をかけている」として、「二酸化炭素や他の温室効果ガスを早急に削減しなければ、気候変動は地球上の生命にますます破壊的で不可逆的な影響を与えるだろう」と警告しました。
 解析にかかわった気象庁は、「大雨の頻度が増えるなど、地球温暖化による災害のリスクが高まっていると考えられ、引き続き、温暖化対策を進める必要がある」と話しています。

 2018年11月24日(土)
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