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■はしか感染防止に「患者1人でも原則公表」 全国最多の大阪府が方針 [健康ダイジェスト]





 全国的にはしか(麻疹=ましん)の患者が増える中、大阪府は感染拡大を防ぐためにより広く注意喚起する必要があるとして、患者が1人でも出た場合は原則公表する方針を固めました。
 はしかは、発熱や全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、感染力が極めて強く、重症になる場合があるほか、妊婦が感染すると流産や早産の恐れもあります。
 大阪府では、今年に入って2月17日までの患者が昨年1年間の患者数15人の5倍を超える81人となるなど、全国で最も多くなっています。
 大阪府では感染拡大を防ぐために、より広く注意喚起する必要があるとして、患者が出た際の新たな公表基準を設ける方針を固めました。
 具体的には、これまで「10人以上の集団感染があった場合」などとなっていた公表基準を改め、患者が1人であっても感染拡大の防止につながる場合は原則、公表していくということです。
 はしかの公表基準については現在、大阪府内でも独自に保健所を設置している政令指定都市や中核市などで異なっています。
 このため大阪府は患者が1人であっても原則公表する方針を、今後大阪府内の統一した基準にできるよう関係する自治体と協議を進めています。

 2019年2月28日(木)
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■産科医は新潟県、小児科医は茨城県が最も不足 厚労省公表 [健康ダイジェスト]





 医師が都市に集中し、地方で不足する「偏在」の解消を目指している厚生労働省は27日、産科医と小児科医の都道府県別の充足度について、両科とも最大2・2倍の開きがあったとの推計結果を明らかにしました。
 単純な人口比の医師数ではなく、医師の性別や年齢、患者の需要などの影響も加えた指標で示しました。値が大きいほうが充足度が高くなります。
 産科で1位は東京都(18・4)で、秋田県(15・8)、和歌山県(14・3)と続きました。最下位は新潟県(8・2)で、熊本県(8・6)、福島県(8・8)の順でした。
 小児科では1位が鳥取県(173・8)で、東京都(142・4)、京都府(140・6)が続きました。最下位は茨城県(78・3)で、埼玉県(79・0)、鹿児島県(82・7)の順でした。
 医師全体の偏在指標でみると、1位は東京都で、最下位の岩手県とは1・9倍の開きがありました。値はいずれも暫定値としています。
 厚労省は、この日開かれた有識者検討会に産科、小児科の推計結果を示すとともに、医師の偏在解消策などを盛り込んだ中間取りまとめ案について大筋で了承を得ました。産科、小児科については、下位3分の1に当たる16県では十分な医療提供体制を確保できるよう、医療機関の集約化などの施策を重点的に進めるとしています。

 2019年2月28日(木)
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☐用語 アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 [用語(あ行)]





[位置情報]大気中に浮遊する真菌の一種に対してアレルギーを起こすことから発症
 アレルギー性気管支肺アスペルギルス症とは、アスペルギルスという大気中に浮遊する真菌(かび)に対してアレルギーを起こすことから発症する疾患。気管支喘息(ぜんそく)を基礎疾患に持つ人において発症することが多い疾患で、慢性的な咳(せき)や喘鳴、息苦しさなどの症状が生じます。
 アスペルギルスは糸状真菌の一種で、多くは自然界に広く分布し、200以上の種類が知られています。堆肥(たいひ)、断熱材、エアコンまたはヒーターの吹き出し口、手術病棟および病室、病院の備品、浮遊粉塵(ふんじん)などに高頻度に分布していますが、人に疾患を起こすのは、アスペルギルス・フミガータス、アスペルギルス・フレーバス、アスペルギルス・ナイジャーなど数種類に限られています。
 この環境中に広く生息するアスペルギルスは、特殊な状況を除き、人に対して大きな健康被害をもたらすことはありません。しかし、アスペルギルス・フミガータスなどに対してアレルギー反応を起こす人がおり、このことを原因として発症する疾患がアレルギー性気管支肺アスペルギルス症になります。
 気管支喘息を基礎疾患に持つ人がアスペルギルス・フミガータスなどを吸い込むと、気管支と肺が過敏に反応して発症することが知られているほか、先天性疾患の一つである嚢胞(のうほう)性線維症と呼ばれる疾患を持つ人も発症するリスクが高いことが知られています。
 なお、アスペルギルスと関連した疾患としては、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症以外にも、慢性肺アスペルギルス症、侵襲性肺アスペルギルス症もあります。
 アレルギー性気管支肺アスペルギルス症を発症すると、気管支喘息の際にみられるような慢性的な咳、呼吸のたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」などといった音を伴う喘鳴、息苦しさなどの症状が現れます。また、痰(たん)に血液が混じることもあります。気道系に関連した症状以外にも、発熱や食欲不振、頭痛、全身倦怠(けんたい)感、胸痛なども生じることがあります。
 病状が進行すると、肺の組織が徐々に破壊されて、肺線維症や気管支拡張症と呼ばれる不可逆的な病変を来すことがあります。
 呼吸器症状に気付いたら、呼吸器疾患専門医のいる病院を受診します。
[位置情報]アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の検査と診断と治療
 呼吸器科ないしアレルギー科の医師による診断では、喘息症状からアレルギー性気管支肺アスペルギルス症を疑い、血液検査、皮膚反応、胸部X線(レントゲン)検査、胸部CT(コンピュータ断層撮影)検査、喀痰(かくたん)検査などを行います。
 血液検査では、アスペルギルスに対してアレルギー反応を起こしていることを確認するために、アスペルギルスに対しての抗体が体内に存在していないか、アレルギーを思わせる好酸球やIgE抗体の増加がないかなどを確認します。アスペルギルスの抗原を直接皮膚に接種し、どのような反応を示すかを観察することもあります。ほとんどの場合、アスペルギルスに対する即時型皮膚反応が陽性です。
 胸部X線検査では、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の場合、異常な影の存在を画像にて指摘できます。また、異常な影は時間経過とともに移動することも特徴的です。症状が類似する気管支喘息では、このような変化が見られることはなく、両者の鑑別に有益です。胸部CT検査では、気管支の内側に痰が詰まったり、気管支が拡張した変化が画像にて認められることがあります。
 喀痰検査では、痰が黄色くドロッとした性状であるのが特徴的で、気管支喘息のみでは見られない性状を示します。
 呼吸器科、アレルギー科の医師による治療では、通常の気管支喘息の治療に加えて、アレルギー反応を抑えることを目的としたステロイド剤の内服治療を行います。
 治療が遅れたり不十分であったりすると、肺に線維化といわれる変化や気管支拡張を来たして元に戻らなくなることがあります。その場合、呼吸不全になり酸素療法や呼吸リハビリテーションが必要となることがあります。
 ステロイド剤の内服治療は長期間続ける必要がありますが、症状が改善したり、画像検査で認められる一過性、移動性もしくは固定性の影が改善すれば、徐々に減量していきます。ステロイド剤には多くの副作用があるため、副作用を予防するための治療薬も併用しながら、適正容量を決定して治療を行います。治療の効果が不十分な場合は、真菌の増殖を阻止する抗真菌剤を併用することもあります。
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■地球温室化を防ぐ「層積雲」、CO2濃度上昇で消失の可能性 約8度の劇的な気温上昇の恐れ [健康ダイジェスト]





 海上の雲は太陽光を宇宙空間に反射することで、地球が温室状態になることを防いでいます。だが、大気中の二酸化炭素(CO2)量が現在の3倍になった場合、この雲が崩壊し消失する可能性があると警告する研究結果が25日、発表されました。
 今回の研究をまとめた論文の主執筆者で、アメリカのカリフォルニア州パサデナにあるジェット推進研究所の科学者タピオ・シュナイダー氏は、「今回の結果は、気候変動に、これまで知られていなかった危険な限界値が存在することを示している」と語りました。
 このような雲は「層積雲」と呼ばれ、アメリカのカリフォルニア州、メキシコ、ペルーなど主に南北アメリカ大陸西側の亜熱帯性の海洋の約20%を覆っています。
 論文によると、「層積雲が消失すると、地球は温室効果ガス濃度の上昇にのみ起因する温暖化に加えて、約8度にも及ぶ劇的な気温上昇に見舞われる」といいます。
 これほどの規模の気温上昇は、極地の氷を融解させ、数十メートルもの海面上昇を引き起こすと考えられます。
 前回、地球がこれほどの高気温になったのは約5000万年前で、そのころはワニが北極地方を歩き回っていました。この半分の規模の温暖化でさえ、人類の適応能力を超えると考えられると、シュナイダー氏は指摘しています。
 人為的な地球温暖化が始まって以降、大気中のCO2濃度は285ppmから410ppmへと45%近く上昇しています。シュナイダー氏ら研究チームは、層積雲の挙動をモデル化する革新的な手法を用いて、CO2濃度が1200ppmに達した場合、温暖化の加速が制御不能になるとされる「臨界点」はこれよりも幾分高いかもしれないと考えられているにもかかわらず、層積雲による防護の覆いが崩壊する恐れがあると推算しました。
 現在の3倍に当たるこのCO2濃度を超えることは、それほど現実離れした話ではないかもしれないとシュナイダー氏は警告しています。
 気候変動によって起こる問題に対する緊急警告が発せられてから30年経過しましたが、世界の温室効果ガス排出量は今なお年々増加の一途をたどっています。
 オーストラリアのメルボルン大学気候・エネルギー学部のマルテ・マインシャウセン学部長は、今年発表予定の論文を引用し、何も対策を取らず現状通りの水準でCO2の排出が進行すると、CO2濃度は「2104年までに1200ppmを超える」と説明しました。
 イギリスの科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」に発表された今回の研究結果は、現在より気温が約12度高かった5000万年前の始新世初期に関する長年の謎を解決する可能性があります。
 これほどの水準の温暖化は、CO2濃度が約4000ppmにまで上昇していなければ説明がつかないものの、実際の濃度はその25~50%にしか達していなかったことが地質学的証拠で明らかになっています。
 今回の研究によると、1000~2000ppmのCO2濃度がまさに、地球を冷却させる層積雲を消失させ、気温を最高で8度押し上げる限界値に当たります。
 シュナイダー氏は、「層雲層の消失に起因する気温の急上昇は、始新世における温室気候の出現を説明できる可能性がある」と指摘しました。

 2019年2月27日(水)
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